⇒【sinyaが開発!弾く脳トレ!よなおしギター】
今日、娘の通う幼稚園の運動会がありました。
早朝まで雨が降っていましたので、かなり心配しましたが。何とか、開始の時間までには雨も上がり、予定通り開催することが出来ました。
先生たち、開催を中止するか決行するかで相当に迷ったと思いますが、結果的には、決行の判断が大正解でしたね。
朝方は肌寒かったのですが、その後は、暑くもなく寒くもなく、運動会を行うには丁度良い日和だったと思います。
以前、
ブログの記事でもご紹介しましたように、年長の娘は、鼓隊のキーボード担当に選ばれました。
で、いよいよ年長による鼓隊の演奏が運動会の場で披露されます。
演目は、島谷ひとみさんの『YUME日和』。幼稚園児が演奏するには、なかなか難しくて、さらに長い曲です。
キーボードの担当は、年長全体でも4名だけ。しかも、メロディの担当は、娘を入れて2名だけです。
どういった経緯でキーボードに選ばれたのか、娘の話だけでは要領を得ないのですが。
ピアノを習っている訳でもない娘が、しかもメロディを担当するのは、さすがに『大丈夫かな~』と、当初は心配していました。
ところが。自分のパートの譜面をもらってからというもの、彼女は、毎日毎日ピアノに向かって練習を繰り返しました。誰に言われるでもなく、全て自主的な練習です。しかも、それはそれは楽しそうにやっている訳です。
そんな状態なので、かなり早い段階でメロディパートを演奏できるようになってしまったと思います。
しかも、習得してしまった後も、娘が練習を止めることはありませんでした。
ここまで娘がピアノの演奏に夢中になれるのは、それが『好きだから』ということなのでしょう。
子供にとって、『好き』という感情以上に、自らを突き動かす原動力となるものはありませんね。
皮肉なもので、親が『ピアノを弾いてもらいたい』あるいは、『ピアノを好きになってもらいたい』と、思えば思うほど、ほとんどの子供はそれとは正反対の行動・感情を表してしまいますよね。
子供なんて、親が働きかけなくても、勝手に『好き』なことを見付けて。そうなれば、猪突猛進、もう夢中でやり続けてしまいます。
それが、例え親の望むことでは無くても・・・。
子供の『好き』を、親がコントロールするのは至難の業で、ほとんどの場合は無駄な努力に終わってしまいます。
子供には、好きなことを好きなようにやらせてあげるのが、恐らく一番良いんでしょうね。
分かってはいるのですが・・・なかなか難しい。
もし、お子さんに『ギターを弾かせたい』と思っても、無理強いはしない方が良いかもしれません。
ただ、例えば、親がギターを習っちゃうとか、ギターを弾くアーティストの映像を何気なく流してみるとか、ある程度の働きかけは良いのかもしれませんが。
最終的に『好き嫌い』を決めるのは、子供自身ですからね。
そして、最終的に、お子さん自身が『ギターが好き!』と決めたとしても、すぐに『お習い事』として教室に通うのも考えものです。
教室の講師をやっていて、こんなことをいうのは矛盾しているかもしれませんが。
いくら好きなことでも、『お習い事』になってしまっては、そこに少なからず『強要』が加わってしまいますので。
もし教室に通うとすれば、『練習が好き』『弾くのが好き』『教わるのが好き』『先生が好き』そしてなにより、『ギターが好き!』という、たくさんの『好き』が集まらないと、ダメかもしれませんね。
いずれにしても、その辺りの判断は親がしなければならないので、本当に悩みます。
ただ一つ言えるのは、『教室に通えば必ず上手くなる』ということは、絶対にあり得ないということ。
はぁ~、本当に子育てとは、難しいものです。
今日の運動会で年長の園児たちが披露してくれた『YUME日和』を、スマホで録音しました。興味のある方は、聞いてみて下さい。
幼稚園児にしては、かなり上手い演奏だと思います。これも、何ヶ月もの間、一所懸命にご指導して下さった先生方のお蔭です。
本当にありがとうございました。とても感動的な演奏でした。
鼓隊による『YUME日和』
ちなみに、今の娘の『好き』は、絵です。
一日、A4の紙に何枚も何枚も絵を描いています。確かに、かなり絵は上達したのですが・・・
ピアノは?