⇒【sinyaが開発!弾く脳トレ!よなおしギター】
世の中にはホントにイロイロなタイプのギターリストがいますよね。
有名なギターリストもそうなんですが、もちろんプロギターリスト以外でも、一人として同じ個性の方はいない訳です。レッスンをやっていますと、その辺りのことが本当によく分かるんです。
当教室の生徒さんに限定しても、身長が130cmの子から180cmオーバーの方まで。そうなると当然、腕の長さや手の大きさ、指の太さや長さもまるで違う訳ですよね。
当教室では、皆さん同じイスに座ってレッスンを受けてもらっていますので、そういう意味では、ご迷惑をお掛けしている場合もあると思います。
体格以外でも、性格はもちろん、力・器用さ・記憶力や好き嫌いなどなど、本当に個性豊かです。
それでも、レッスンでは『ギターを弾く』というただ一点のことが目標になります。ですから、自分の個性をなるべく生かして、どうやったら自分に合った演奏方法をマスター出来るのかを探すことになります。一見ギターを弾くのには不利な個性に思えるものでも、発想を転換すれば、意外と上手くいくこともありますから。
あまりにも極端な例なので、この例を出すのは反則かもしれませんが。かのジャンゴ・ラインハルト氏の左手の薬指と小指は、怪我でほとんど動かなかったのは有名な話です。
たとえどんな個性でも、『ギターが弾きたい!』という気持ちさえあれば、ギターは上手くなります。
ただ、自分の個性をどうやればギターの演奏に反映させることが出来るのか、それを考えるのは自分自身ではなかなか難しいものです。
レッスンを受ける利点として、自分の個性を『客観的』に判断してもらい、その個性を生かした演奏方法を考えてもらう、ということもあります。これは、レッスンの中ではかなり重要な部分を占めます。
性格や体格など、どんな個性でも『ギターが弾きたい!』という思いがあれば、私は全力で応援していきたいと思っています。
ただし、一点だけ、応援できない個性があります。
楽器プレイヤーの中でも特に個性派揃いのギターリスト達、『よくこれでこんなに上手くギターが弾けるな~!』と感心してしまうアーティストは、結構多いと思います。まぁ、ビジュアル的にギターをスゴク低く構えたり、ピアノのように10本の指で弦を押さえたりという独特のスタイルのギターリストもいれば。前出のジャンゴ氏やトニー・アイオミ氏など、明らかにギターを弾く上で不利なように思う個性だったり。
そんな個性派揃いのギターリストにおいても、絶対に『左手の爪が長い』ギターリストはいないと思います。
どんなに指が長く起用で音楽的センスがあろうと、ビジュアル面がカッコよくてカリスマ性があろうと、左手(弦を押さえる手)の爪が長いと、絶対にギターは上手く弾けません。
この『爪の長さ』に関しては、初心者の方ほど軽く見ている傾向があります。
ギターを引き続ける上で大事な『ギターだこ』ですが。これは、弦を押さえる方の指の先に出来ます。このタコ、出来るまでは痛いのですが、出来てしまえば、その後の演奏はとても楽になります。
ギターが上手くなりたい、ズッと弾き続けたいと思うなら、早い内にこのタコを作ってしまった方が良いと思います。
ただ、爪が長いと、恐らくこのタコが出来ないのではないでしょうか?
私は、初心者の頃から、左手の爪が長いと自分で許せなかったので、分かりませんが・・・。
そんな感じなので、当教室でも『右手はどんなに爪を伸ばしても良いですが、左手は最低でも週に一回は爪を切りましょう!』と、お伝えしています。
例えばですが、それでも爪が長い状態でレッスンを受けている生徒さんがいたとしたら、私は早々に『この人は絶対にギターが上手くならない』と見切りを付けます。
厳しいようですが、それほど左手(弦を押さえる手)の爪は大切です。左手の爪を短くすることは『ギターを弾く資格』だと思って頂いて良いです。
私は、たとえどんな個性の方でも、ヤル気さえあれば『一緒にギターを弾きましょう!』という気になります。が、左手の爪が長い人だけは、絶対に受け入れることが出来ません。
左手の爪が長い人は、ギターを弾く資格が無いと思っていますので、どんなに『ギターが弾きたい!』と思っていても、それ以前の問題なんです。
『車を運転してドライブがしたい!』と思っていても、車の免許が無ければ無理なのと同じです。
これからギターが上手くなりたいと思っている方は、是非!今一度、ご自分の左手(弦を押さえる手)の爪を確認してください。
そして最低でも、週に一回は爪を切りましょう!
【初心者・独学ギターリストの強い味方】とにかくギターを弾きたいという方へおすすめの教材です!