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iPhone/iPodotouchなどのスマホやデジタル・オーディオプライヤーは、我々の生活を変えてしまったと言っても過言では無いと思います。これら機材の出現は、ギターの世界も激変させてしまいましたね。
私が、iPodtouchをギターの練習用機材として活用していて、一番『便利だな~』と思う機能が『好きな音源とセッション出来ること』です。
これまでは、練習用アプリ
『mimiCopy』などを使って好きな音源とセッションする場合は、MTRあるいはアンプを使ってギターの音とiPodtouchからの音源をミックスしなければなりませんでした。
ところが、Flanger『FC-20』など、iPhone/iPodotouchとギターをつなげることの出来る機材や専用アプリの出現で、ギターと音源の音をiPhone/iPodotouch内でミックスすることが出来るようになったんです。
要は、iPhone/iPodotouchがあれば、好きな音源とのセッションが簡単に出来るということですね。
今のデジタル世代の人にとっては、それほど驚くことでは無いのかもしれませんが。我々のようなアナログ世代にとっては、本当にとてつもなく素晴らしい出来事なんです。
さて、先日からご紹介してきましたエフェクト・アプリ『AmpKit』にも、好きな音源とセッションが出来る機能が付いています。
当然AmpKitは、基本的にはギターの音色をエフェクトするアプリですから、音源とセッションする時も、その音源にあった音を作ってセッションする訳で。よりステージやスタジオ練習に近い状態での練習が出来るんですね。
この機能を使わない手はありません。
では、AmpKitを使って、好きな音源とセッションする為の操作手順を見ていきましょう。
まず、画面下のメニューバーから『録音済み』をタッチします。
『バッキングトラック選択画面』になります。
ここには、アプリをダウンロードした初期の状態で、すでに何種類かの『バッキングトラック』が入っています。これら既存の『バッキングトラック』を再生して練習することも出来るのですが、ザッと聞いた感じ、あまり練習に使えるトラックが無いように思えます。
やはり、自分の好きな音源で練習したいですよね。
『バッキング・トラック選択画面』の左上の『矢印マーク』をタッチします。
『録音を追加』という画面が表示され、その方法を選択することが出来ます。
ここでは『iPodから追加』を選択します。
『iPodから追加』を選択すると、ipod(iphone)内の『ミュージック』が立ち上がり、あとはその中から練習したい音源を選択すれば、その音源がAmpKit内の『バッキングトラック』の中にダウンロードされます。
これで、いつでもAmpKit内の『バッキングトラック』からダウンロードした音源を再生することが出来るようになり、エフェクトしたギターと一緒にセッションすることが可能になるんです。
また、ギターの練習は、自分の演奏を録音して客観的に聞いてみることが必須となりますが。AmpKitを使えば、それも簡単に出来てしまいます。
メニューバーの『My設定』をタッチすると、自分が作ったエフェクター・アンプセットが表示されます。
自分が使いたいセットをタッチすると、以下のような画面が表示されます。
ここで、下のメニューバーの中から『設定』をタッチします。
『オプション画面』が開きます。
この『オプション画面』では、選択したバッキングトラックの音量を調節できる他、録音する時の状態を設定することが出来ます。
ここの設定で注意したいのが、『マルチタスク』です。
iPhone/iPodotouch本体の設定で『自動ロック』を選択していると、開いているアプリは、時間が経つと強制的に閉じられてしまいますね。
AmpKitも、設定時間になれば強制的に閉じられてしまいますが、この『マルチタスク』を『On』状態にしておけば、AmpKitが閉じられても、セッションや録音は続行されます。
逆に言えば、『マルチタスク』を『Off』にすると、AmpKitが閉じてしまえば、セッションも録音も中断してしまいます。せっかく調子良く録音していたものが、強制的にSTOPしてしまう可能性がありますので、注意しましょう。
『オプション画面』での設定は、私の場合は上記の画像のようにしています。参考までに。
録音の手順を見ていきます。
以下の画面で、右上の電源が『On』になっていることを確認します。
左下のメニューバーから、『録音ボタン』をタッチします。
録音準備状態になりますので、あとは、四角い『録音開始・停止ボタン』を押せば、録音スタートです。
オプション画面で選択した『録音準備』の秒数が経つと録音が始まります。
録音が始まると『バッキングトラック選択画面』で選択した音源が再生され、あとはそれに合わせてギターを弾くだけです。バッキングと自分の演奏が同時に録音されることになります。
録音が終わったら『録音開始・停止ボタン』をもう一度押しましょう。
録音されたものを確認するには、左上『戻る』をタッチして、メニュー・バーを表示させます。
メニュー・バーから『録音済み』をタッチすると、『録音セッション』内に先ほど録音した演奏がメモリーされていますので、タッチして再生し、確認してみましょう。
iPhone/iPodotouchと、そこにギターをつなげる機材、そして専用アプリがあれば、簡単に好きな音源とセッションできて、しかもその演奏を録音することができます。
iPhone/iPodotouchとギターを持っていることが前提となりますが、今回のセッション&録音で使った機材はFlanger『FC-20』だけで、その値段1,100円ほどです。
この手間と経費で、これほど高度な練習が出来ますので、ギターテクニック向上を目指す方はぜひ挑戦してみてください。
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