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2013年06月30日

チェット・アトキンス『almost alone』




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チェット・アトキンス『almost alone』


今から12年前の今日、偉大なギターリスト『チェット・アトキンス』が亡くなりました。

アルバム『almost alone』は、1996年の作品ですから、亡くなる5年ほど前になりますね。

このアルバム、全体から優しさが漂ってきます。
派手なテクニックが聞けるという訳ではないのですが。このアルバムをレコーディングした時には、チェット・アトキンス氏はすでに70歳を超え、初のレコード発売から50年も経っている訳で、ある意味『悟りの境地に達した』ということが言えるのかもしれません。

題名が示すとおり、収録されている曲は全て、彼1人のギターの音のみ、あるいは、少しの楽器をバックにしての演奏となっています。

チェット・アトキンス『almost alone』


確かに、全体を通して派手なテクニックを披露している感じはありませんが、それでも、彼らしいフィンガーピッキングによってアレンジされた曲は、とてもメロディが立っていて、楽曲として申し分ないほどに完成されています。

これをギター1本で表現できるチェット・アトキンス氏は、正に『ミスターギター』です。

私は、彼の特にベースラインの造り方とベースの音が大好きです。
この独特のベースの音は、恐らくそれだけを聴いても「チェットアトキンスだ!」と分かるほど特徴的だと思います。このベースラインとベース音があるからこそ、メロディがより立って聴こえるのかもしれませんね。

このアルバム『almost alone』の表ジャケット・デザインが、ギターと椅子のみとなっていて、チェット・アトキンス自身の姿がありません。
そして、このアルバムに収録されている最後の曲が『Ave Maria(アベ・マリア)』です。

何とも、寂しいですね。

そして、このアルバムが発売された翌年、トミー・エマニュエル氏と競演した『The Day Finger Pickers Took Over The World』が発売され、それが彼にとっての最後のアルバムとなります。(ゲスト出演したアルバムはあるかもしれません)

しっかり、彼のテクニックとギターに対する思いが、次の世代に受け継がれた感じがします。


『Waiting For Susie B.』



『Pu,Uana Hulu』





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