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2013年05月16日

ギターによるキイの解析~ギターを使ってキィを判別する方法~




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昨日は、『楽譜を見て瞬時にキイを解析する方法』を解説しましたが、私の下手な説明でご理解いただけたでしょうか?

関連記事【この曲のキイは何か?~楽譜を見て瞬時にキイを解析する方法~】

昨日の方法は、一般的には有名な方法だと思います。どんな楽器をやっていらっしゃる方でも、やり方さえ覚えてしまえば、キイを瞬時に解析することが出来ます。なので『楽譜を見て瞬時にキイを解析する方法』としては、昨日の記事で終りでよいのですが・・・
このブログは、ギターリストの為のものですから、せっかくですので、ギターの特徴を生かしてギターを使ったキイの解析の仕方を考えてみましょう。


楽譜で♯と♭を使って表される曲のキイというのは、全部で15通りあるのですが(メジャーキイに限ります)。その中で、ギターで演奏することを前提に、作られたりアレンジされたりしている曲の場合、使われるキイがある程度は限定されてきます。

なぜ限定されるかといいますと。それには、ギターの構造が関係しているんです。

ギターというのは、音を出すだけでも非常に難しい楽器です。左手で正しく弦を押さえて、右手でタイミングよくピッキングしなければ、しっかり音が出てくれません。ホントに、難しい楽器です。

ただ、そんな難しい楽器ではあるのですが、例外として、ギターには非常に簡単に出せる音が『6つ』だけあります。

その音が、『ミ・ラ・レ・ソ・シ・(高い)ミ』です。

ギター経験者の方なら、この音がどういうものかお分かり頂けると思いますが。そうです、各弦の『開放』の音ですね。

『開放』とは『何も押さえないで弦を弾いた時に出る音』のことです。

ギターを抱えて、上の弦(6弦)から順に何も押さえずに弾いていくと『ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ』と鳴っていきます。
この『開放』の音を出すには、左手で押さえる必要が一切無いので、全くギターを弾いたことが無い方でも直ぐに鳴らすことが出来ると思います。

さてそこで。もしあなたが、ギターで演奏することを前提に曲を作るとします。その場合、ギターはともて難しい楽器なので、なるべくスムーズに演奏できるような、演奏するのに苦労しないような曲を作りたいですよね。

あなたは、その曲を何のキイにしますか?

私だったら『ギターで最も簡単に出せる音が中心となるようなキイ』を使うと思います。

そうすれば、アレンジも楽だし習得も早い、その上、多少は演奏も楽になるので、人前で演奏することも可能になる。
イイ事ばかりですね。

という訳で、ギターで最も簡単に出せる音『ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ』、特に3弦~6弦の開放の音である『ミ(E)・ラ(A)・レ(D)・ソ(G)』の各音を中心としたキイが、ギターの演奏を前提とした曲には非常に多いんです。

要するに『E(イー・メジャー)』『A(エイ・メジャー)』『D(ディ・メジャー)』『G(ジー・メジャー)』の4つのキイということですね。

ギターの演奏を前提とした曲というと、例えば、ギターが中心で作られるロックやブルースもそうですし。トミー・エマニュエルの楽曲のように、レギュラーチューニングを使って演奏されるフィンガーピッキングのソロギターの曲も、全部とは言いませんが、この4つのキイの中から作られていることが多いんです。

ですから、この4つのキイに、それぞれいくつの♯あるいは♭が付くのかを『覚えて』しまえば、ギターリストにはかなり役に立つということなんです。

以下に、4つのキイが、いくつの♯あるいは♭が付くのかを見てみたいと思います。


『E(イー・メジャー)』6弦開放 = ♯4つ

『A(エイ・メジャー)』5弦開放 = ♯3つ

『D(ディ・メジャー)』4弦開放 = ♯2つ

『G(ジー・メジャー)』3弦開放 = ♯1つ


ご覧のように、ギターに合う4つのキイは、♯のみで表され、それぞれ1~4つの♯が付きます。
この法則を丸暗記できる方は、それが一番早い解析の方法となります。が、私のように暗記が苦手な方は、以下のことに注目して見てください。

☆♯の数が6弦から順に、4・3・2・1と少なくなっている。

これは、偶然そうなっているという訳ではないのですが。その理論的な理屈は、余計に話をややこしくしてしまうので、ここでは説明を省略します。
ただ、これって、覚えやすいですよね?

楽譜に♯が4つ付いていたら6弦がキイ
楽譜に♯が3つ付いていたら5弦がキイ
楽譜に♯が2つ付いていたら4弦がキイ
楽譜に♯が1つ付いていたら3弦がキイ

このように、キイを解析する時は、ギターの弦を6弦から順に『4・3・2・1』と数えて、楽譜に付いている♯の数の場所の弦がキイになる訳です。

この方法は、昨日の記事を書いている最中に思い付いたのですが。(冷静に理論的に考えればすぐに気が付くので、今までなぜ気が付かなかったのかお恥ずかしいです。)ギターリストにとっては、キイの解析方法として最も分かりやすく簡単な手段だと思います。


ちなみに、♭だけで表されるキイに関しても、同じようにギターを使った解析の方法があります。

♭の場合は、開放の音は使いません。全て『1フレットを押さえた音』になります。

その法則は以下のようになります。


6弦1フレット『F(エフ・メジャー)』 = ♭1つ

5弦1フレット『B♭(ビー・フラット・メジャー)』 = ♭2つ

4弦1フレット『E♭(イー・フラット・メジャー)』 = ♭3つ

3弦1フレット『A♭(エイ・フラット・メジャー)』 = ♭4つ


ご覧のように、♯の時とは逆に、6弦から順に♭の数が増えていきます。

♭のみで表されるキイを解析する時は、ギターの弦を6弦1フレットから順に『1・2・3・4』と数えて、楽譜に付いている♭の数の場所の音がキイになる訳です。

これももちろん、偶然ではないのですが。面白い法則ですよね。


当教室で、よく生徒さんにお伝えしているのですが・・・
どんなに理論的なことを勉強して頭で理解していても、それをギター上で表現できなければ全く意味がありません。
逆に、我々ギターリストは、ギターさえあればどんな理論でも『ギター上で理解し表現していくこと』が出来るようになれば良いんです。

昨日の記事で解説した方法も含め、『楽譜を見て瞬時にキイを解析する方法』はいくつかあります。
ただ、我々ギターリストは、やっぱり『ギター上で理解し表現していくこと』にこだわっていきたい!と思う訳です。


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Posted by sinya at 22:07 │音楽理論