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2012年09月14日

ギターの演奏には握力が必要か?~ギターを弾くために必要な筋力~




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一般的に、トレーニングで握力を鍛えるというと、前腕(肘から手首までの部分)の筋肉を鍛える『リストカール』などが有名です。



握力はその名の通り『握る力』ですが、実際に物を強く握ろうとした時に使われる筋肉は、手のひらではなく前腕部に集中しているんですね。
これは、自分の手をギューッとグーにして力を入れてみるとよく分かります。前腕部の筋肉が収縮して硬くなりますよね。

さて、『ギターを弾くにもある程度の握力が必要』だと、昔から言われていました。その為、ギターリストやより弦の太いベースを弾く人の中には、暇さえあれば握力を鍛えている人もいました。

ただ実際は、一般的な握力トレーニングで鍛えられる筋力とギターを弾くのに必要な筋力とでは、全く違うんです。

上の動画でもそうですが、一般的な握力トレーニングではほとんどの場合、手は物を握る形になります。つまり、5本全ての指が曲がっている状態です。ボールを包み込んで握るようなイメージですね。実際にボールを握ってみると分かりますが、親指も他の指同様に曲げていますよね。

一方、ギターの場合はどうでしょう。

実はギターの演奏中はほとんど、左手(弦を押さえる方の手)の親指は『反るほどに伸ばして』いるんです。親指をしっかり伸ばしていないと、単音もコードも上手く押さえられず、当然音もスムーズに良い音が出ないんですね。
※ローコードのように握るタイプのコードでは親指は曲げます

では、ちょっとギターを演奏する時の握り方を体験してみましょう。

親指を伸ばしたまま(他の指は曲がっていても良いです)何かを握ってみてください。
そのままギューッと力を入れていくと、前腕部の筋肉も使いますが、手のひら、特に親指と人差し指の間の筋肉を使っているのが分かります。

この、普段の生活ではほとんど鍛えられることの無い小さな筋肉を、ギターを弾いている間はずっと使い続けなければならないんです。
なので、ギターを弾き始めたばかりの頃は、手のひらの筋肉が直ぐに疲れてしまうんですね。
で、この直ぐ疲れてしまう現象を『自分は握力が無い』と勘違いして、無駄に一般的な握力を付ける為の(親指を曲げた状態の)トレーニングをしてしまうんです。

時々、「握力を鍛えた方が良いですか?」という質問を受ける時があります。
その場合は「握力を鍛える時間があれば、その分、ギターを弾いてください。」と答えています。

ギターを弾く為に必要な筋肉は、ギターを弾くことでしか鍛えられません。

と、つい最近まで自信を持って思っていました...

ところが最近、この自信を覆す出来事があったんです。それは、ある一人の生徒さんが気付かせてくれました。

その方は、全くギター経験がない状態で体験レッスンに来られました。で、他の方同様、ギターでCメジャースケールを弾く体験をしてもらったんです。するとどうでしょう!その方の左手がパカーッと見事に開くではありませんか。
ギター経験者でなければ、こんなに見事にパカーッと開くことは不可能だと、私は思っていたんです。

実際にやってみると分かるのですが、指を伸ばした状態でパーッと開くのは簡単なんです。ジャンケンのパーと同じですから。
ただ、ギターを弾く場合には、親指以外の指はボールを握る時の様に丸くしなければ絶対に良い演奏は出来ません。
試しに、ボールを握るように指を丸めた形で、手をパーッと開いてみてください。

かの谷啓氏の『がちょ~ん』のような手の形です。



はい、さすがに素晴らしい手の形でしたね。

でも実際は、これよりも指を曲げて、さらにパーッと手を開くんです。

どうですか?指を伸ばした時のように上手く開きませんよね。で、この状態でパーッと開こうとすると、凄く力を入れなければなりません。
その時、どこに力が入っていますか?前腕部ではないですか?
そうなんです。指を曲げたまま思いっきりパーッと開くには、前腕部の筋肉の力がスゴク必要になってくるんです。

前腕部の筋肉というと、そうですね、一般的な『握力』を付ける時に鍛える筋肉です。

体験レッスンで指を曲げたまま見事に手がパーッと開いた方に聞いてみました。ピアノなどの経験も一切無く、以前の仕事で『相当に重たいものを握って運ぶ』作業をしていたとのこと。そのお陰で、今でも相当の握力があると言うのです。

ここにきて、ギターを弾く為に必要な手の筋肉には二通りあることが初めて分かったんです。

一つは、弦を押さえるための筋肉。
これは、親指を伸ばした状態で物を握る(つまむと言った方が近いかもしれません)為の『手のひら』の筋肉。

そしてもう一つは、離れたフレットまで指を届かせるための筋肉。
これは、(親指以外の)指を曲げた状態でパーッと開く為の『前腕部』の筋肉。

前者は、ギターを弾くことでのみ鍛えられる筋肉です。
後者は、(多分)一般的な握力を付ける為のトレーニングでも鍛えられる筋肉なんです。
この事実に、ホントに最近気が付いたんです。

ですから、ギターを弾いていて直ぐに疲れてしまう場合、自分がどちらの筋肉が弱いのかを把握するのも良いかもしれません。
また、どちらの筋肉もギターを弾くことだけでも十分に鍛えられますが。一般的な握力を鍛えるトレーニングも一概に無駄とは言えないのかもしれません。

ちょっとした隙間時間に、リストカールや、指を曲げ手を開いた『がちょ~ん』を全力で10連発するのも良いかもしれませんね。


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Posted by sinya at 17:38 │ギター教室