2013年10月26日
ブルースの『シャッフル感』を出す
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前回のブルースの『定番と適当との橋渡しとなるかもしれない演奏方法シリーズ』では、適当なブルースには欠かせない『モノトニック・ベース奏法』に挑戦してみました。
実際には、1拍に1回ずつベース音を鳴らすだけですので、テクニック的にはそれほど難しくありませんでしたが。シンプルに1音ずつベースを鳴らす方法や、より迫力のあるブルースに聞こえるように右手の親指を一気に弾き下ろしてベース音をコードのように鳴らす方法を練習しました。
『モノトニック』とは『単調な』という意味ですが、このシンプルな奏法もイロイロと奥が深いな~と思う訳です。
で、前回の最後に、『ベース音と1弦を同時に弾く練習』をして、モノトニック・ベースに高音弦でメロディを入れていくための予習をしてみました。
その時には、高音弦で奏でる音は1小節に1音だけでしたので、それほど難しくなかったと思いますが。今回は、もう少し音を加えて、よりブルースらしい『シャッフル感』を出していこうと思います。
ブルースは、ほとんどの場合『シャッフル』といって『跳ねた感じ』のリズムを刻んでいきます。
『跳ねた感じ』を音符で説明しますと、『2つ並んだ音符の1つ目を長く2つ目を短くとる』ということになります。

ブルースの譜面では、上記のように音の長さが8分音符で示されていたとしても、ほとんどの場合、譜面の最初に『シャッフルで演奏する』という意味の記号が示されています。(以下の画像参照)

上記の記号が書かれている場合は、その譜面の8分音符が2つ並んでいる部分をシャッフルで演奏する必要がある訳ですが・・・
初めての方にとっては、このシャッフルのリズムが取り難い場合があるようです。
初めてブルースを経験される方にとってシャッフルのリズムが難しい理由として、『考えずぎてしまう』ということが1つ挙げられそうです。
本来は、ある一定の長さを均等に8等分する8分音符の方が、機械的で人間味がないと言えます。もし、本当に正確に8分音符を演奏するとなると、それは人間にとって至難の業となるでしょう。
逆に、人間が声や楽器などを使って適当に2つ以上の音を奏でる時、それはほとんどの場合が『シャッフルしている』と言えると思います。
つまり、『シャッフル』の方が、人間にとっては自然のリズムであり。それほど意識する必要はなく、力を抜いて自然に演奏することで『自分なりのシャッフル』を奏でることが出来るのだと思います。
今回は、そんな『シャッフルのリズム』を出す練習に挑戦してみましょう!
前回練習した『モノトニック・ベース』は、基本的に4分音符で鳴らしますので、それだけではシャッフル感が出せないことになります。
ブルースが、『2つ並んだ8分音符の2つ目の音を短くとる』ことでシャッフルのリズムを出しているということは、2つ並んだ8分音符の『2つ目の音』を鳴らさなければ、シャッフルを表現できないことになる訳です。
ですから、今回は、モノトニック・ベースだけではどうしても出せないシャッフル感を、右手の人差し指と高音弦を使って出していくことに挑戦していきます。
シャッフル感を出す基本的な演奏例です。
キイはEで。押さえるコードは、前々回の『ブルースをキイEで演奏』した時のフォームです。
ベースは、前回練習したモノトニック・ベースそのままです。
新しく加わった高音弦は全て右手の人差し指のみで弾いています。弾く弦は以下のようになります。
〇<E7>の時は2弦
〇<A7><B7>の時は1弦
演奏はそれほど難しくありませんので、TAB譜はあえて載せません。
『シャッフル』をそれほど意識せずに、「こんな感じかな~」という感覚で演奏してみて下さい。自分で感じながら考えて練習することが大切だと思います。
さて、私の演奏動画をよく聴いていただくと、『人差し指で弾くべき弦の音以外の音』も出てしまっているのがバレバレですよね。
この音は、主に2弦や3弦の音なのですが、人差し指が弾くべき弦を弾いた時に勢い余って一緒に弾いてしまっているんです。まぁ、出す必要のない音であると言えます。
もちろん、ミュートすることでそれらの音を消すことも出来ます。ただ、ミュートするのは面倒ですし、これぐらいの余分な音は、逆に曲に厚みが出てイイ様な気がするんですね。
これが『定番と適当との橋渡しとなるかもしれない演奏方法』の1つの要素となる訳です。
これは、上の動画の演奏をした時に、実際には弾かない弦もコードとしてしっかり押さえているから可能な『適当さ』で。つまり、コードをしっかり押さえていれば、どの弦の音が出てしまっても楽曲的には問題ないということなんです。
同じ曲で、小節ごとに違う音が出たり出なかったり・・・日によって、違う音が出たり出なかったり・・・
要は、演奏する時の気分や環境によって、自然と雰囲気が違っていく『適当さ』も、ブルースにはあっても良いのではないかと考える訳です。
ですから、あまり弾く弦や押さえる指などに気を取られ過ぎないように、その時の気持ちを大切に自然な感じで練習してみて下さい。
さて、人差し指でシャッフル感を出す練習が十分に出来ましたら、今度は次のような演奏にチャレンジしてみましょう。
この演奏、先ほどの演奏に比べると、高音弦でだいぶメロディらしい音が奏でられていますよね。
ただし、よく見て頂くと分かるのですが、右手のフィンガーピッキングのやり方は、先ほどの演奏と全く同じなんです。
ということは・・・
左手の動きによってこのメロディは奏でられている訳です。
この演奏に関しては、また次回の記事【ブルースの『モノトニックベース+メロディ』に挑戦】で解説させていただきます。
☆関連記事 ブルース定番シリーズ!
・ブルースの定番バッキングパターン1
・ブルースの定番バッキングパターン2
・ブルースの定番バッキングパターン3
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・ブルースの定番イントロパターン2
・ブルースの定番エンディングパターン1
・ブルースの定番エンディングパターン2
・ブルースの定番シリーズまとめ
・ブルースの定番バッキングをキイEで演奏してみる
その他のブルース関連記事!
・お勧め教則本2『カントリー・ブルース・ギター』
・ブルースの『モノトニック・ベース奏法』に挑戦
・ブルースの『シャッフル感』を出す
・ブルースの『モノトニックベース+メロディ』に挑戦
・『CROSSROADS』~ブルースを気軽に学べる映画~
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【ギターリストの新しい練習方法~二胡譜の活用~】


【初心者・独学ギターリストの強い味方】とにかくギターを弾きたいという方へおすすめの教材です!


前回のブルースの『定番と適当との橋渡しとなるかもしれない演奏方法シリーズ』では、適当なブルースには欠かせない『モノトニック・ベース奏法』に挑戦してみました。
実際には、1拍に1回ずつベース音を鳴らすだけですので、テクニック的にはそれほど難しくありませんでしたが。シンプルに1音ずつベースを鳴らす方法や、より迫力のあるブルースに聞こえるように右手の親指を一気に弾き下ろしてベース音をコードのように鳴らす方法を練習しました。
『モノトニック』とは『単調な』という意味ですが、このシンプルな奏法もイロイロと奥が深いな~と思う訳です。
で、前回の最後に、『ベース音と1弦を同時に弾く練習』をして、モノトニック・ベースに高音弦でメロディを入れていくための予習をしてみました。
その時には、高音弦で奏でる音は1小節に1音だけでしたので、それほど難しくなかったと思いますが。今回は、もう少し音を加えて、よりブルースらしい『シャッフル感』を出していこうと思います。
ブルースは、ほとんどの場合『シャッフル』といって『跳ねた感じ』のリズムを刻んでいきます。
『跳ねた感じ』を音符で説明しますと、『2つ並んだ音符の1つ目を長く2つ目を短くとる』ということになります。

ブルースの譜面では、上記のように音の長さが8分音符で示されていたとしても、ほとんどの場合、譜面の最初に『シャッフルで演奏する』という意味の記号が示されています。(以下の画像参照)

上記の記号が書かれている場合は、その譜面の8分音符が2つ並んでいる部分をシャッフルで演奏する必要がある訳ですが・・・
初めての方にとっては、このシャッフルのリズムが取り難い場合があるようです。
初めてブルースを経験される方にとってシャッフルのリズムが難しい理由として、『考えずぎてしまう』ということが1つ挙げられそうです。
本来は、ある一定の長さを均等に8等分する8分音符の方が、機械的で人間味がないと言えます。もし、本当に正確に8分音符を演奏するとなると、それは人間にとって至難の業となるでしょう。
逆に、人間が声や楽器などを使って適当に2つ以上の音を奏でる時、それはほとんどの場合が『シャッフルしている』と言えると思います。
つまり、『シャッフル』の方が、人間にとっては自然のリズムであり。それほど意識する必要はなく、力を抜いて自然に演奏することで『自分なりのシャッフル』を奏でることが出来るのだと思います。
今回は、そんな『シャッフルのリズム』を出す練習に挑戦してみましょう!
前回練習した『モノトニック・ベース』は、基本的に4分音符で鳴らしますので、それだけではシャッフル感が出せないことになります。
ブルースが、『2つ並んだ8分音符の2つ目の音を短くとる』ことでシャッフルのリズムを出しているということは、2つ並んだ8分音符の『2つ目の音』を鳴らさなければ、シャッフルを表現できないことになる訳です。
ですから、今回は、モノトニック・ベースだけではどうしても出せないシャッフル感を、右手の人差し指と高音弦を使って出していくことに挑戦していきます。
シャッフル感を出す基本的な演奏例です。
キイはEで。押さえるコードは、前々回の『ブルースをキイEで演奏』した時のフォームです。
ベースは、前回練習したモノトニック・ベースそのままです。
新しく加わった高音弦は全て右手の人差し指のみで弾いています。弾く弦は以下のようになります。
〇<E7>の時は2弦
〇<A7><B7>の時は1弦
演奏はそれほど難しくありませんので、TAB譜はあえて載せません。
『シャッフル』をそれほど意識せずに、「こんな感じかな~」という感覚で演奏してみて下さい。自分で感じながら考えて練習することが大切だと思います。
さて、私の演奏動画をよく聴いていただくと、『人差し指で弾くべき弦の音以外の音』も出てしまっているのがバレバレですよね。
この音は、主に2弦や3弦の音なのですが、人差し指が弾くべき弦を弾いた時に勢い余って一緒に弾いてしまっているんです。まぁ、出す必要のない音であると言えます。
もちろん、ミュートすることでそれらの音を消すことも出来ます。ただ、ミュートするのは面倒ですし、これぐらいの余分な音は、逆に曲に厚みが出てイイ様な気がするんですね。
これが『定番と適当との橋渡しとなるかもしれない演奏方法』の1つの要素となる訳です。
これは、上の動画の演奏をした時に、実際には弾かない弦もコードとしてしっかり押さえているから可能な『適当さ』で。つまり、コードをしっかり押さえていれば、どの弦の音が出てしまっても楽曲的には問題ないということなんです。
同じ曲で、小節ごとに違う音が出たり出なかったり・・・日によって、違う音が出たり出なかったり・・・
要は、演奏する時の気分や環境によって、自然と雰囲気が違っていく『適当さ』も、ブルースにはあっても良いのではないかと考える訳です。
ですから、あまり弾く弦や押さえる指などに気を取られ過ぎないように、その時の気持ちを大切に自然な感じで練習してみて下さい。
さて、人差し指でシャッフル感を出す練習が十分に出来ましたら、今度は次のような演奏にチャレンジしてみましょう。
この演奏、先ほどの演奏に比べると、高音弦でだいぶメロディらしい音が奏でられていますよね。
ただし、よく見て頂くと分かるのですが、右手のフィンガーピッキングのやり方は、先ほどの演奏と全く同じなんです。
ということは・・・
左手の動きによってこのメロディは奏でられている訳です。
この演奏に関しては、また次回の記事【ブルースの『モノトニックベース+メロディ』に挑戦】で解説させていただきます。
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Posted by sinya at 01:28
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