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2013年08月25日

ブルースの定番イントロパターン2




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先日、『ブルースの定番イントロパターン』をご紹介しました。

ただ、その時にご紹介したイントロパターンは、かなり簡略化してしまったので、演奏は簡単だったのですが、ブルースのイントロとしては少し物足りない感じでしたね。

「もう少しブルースのイントロっぽくしたい!」という訳で、先日のパターンに少し音を足していきたいと思います。

まずは、今回のパターンを演奏した動画を見てみましょう。




いかがでしょうか。先日のパターンよりもイントロっぽいですよね。
いったい前回のパターンと何が違うのでしょうか?

では、今回のパターンのTAB譜を見てください。

ブルースの定番イントロパターン2


実は、4弦の半音ずつ下がる部分は前回と同じなんです。
で、新しく加わった音は『1弦2弦の5フレット』の音、キイのルート音<A>に対しての1度と5度になるんですが。この2つの音が高音で鳴っているだけで、だいぶ雰囲気が変わりますよね。

動画での左手の指使いは以下のようになります。

A7の時の指使い

5弦<開放>・・・押さえる必要なし
4弦<5フレット>・・・薬指
4弦<4フレット>・・・中指
4弦<3フレット>・・・人差し指
4弦<2フレット>・・・人差し指
2弦<5フレット>・・・小指
1弦<5フレット>・・・小指


上記の動画とTAB譜を参考にこのパターンを習得して頂ければ、カッコよくブルースのイントロが出来るという訳なのですが・・・

ただ、このパターンには演奏する上での問題点があります。
もう一度、TAB譜を見て頂きたいのですが。このパターンの<A7>の時に使う主な弦は、『4弦』と『1・2弦』ですよね。ということは・・・

ピッキングする必要のある弦が『離れている』ことになります。

これが、このパターンの問題点になります。
ピッキングする弦が離れていると、フラットピックでのピッキングが難しくなってしまうからなんですが。もちろん、フラットピックでもこのイントロパターンを弾くことは出来ます。

ただ、ここはあえて『フィンガーピッキング』での演奏に挑戦してもらいたいんです。

これからブルースを習得していくにあたって、この『フィンガーピッキング』が出来るか出来ないかで、演奏の幅がグッと違ってきてしまいます。
ブルースをカッコよく演奏できるようになりたいのであるなら、ぜひ『フィンガーピッキング』をマスターして頂きたいと思います。

という訳で。その『フィンガーピッキング』習得の手始めとして、今回のイントロパターンを練習してみましょう!

使うフィンガー(右手の指)は、親指と人差し指と中指の3本です。
サムピックを使ってももちろんOKです。ただその前に、自分の指と爪を使うとどんな音が出るのかを確認する為、ピック無しでの可能性・限界を知る為に、まずはサムピックを使わないで練習してみるのも良いでしょう。

各弦と、使う右手のフィンガーの関係は以下のようになります。

1弦・・・中指
2弦・・・人差し指
4弦~6弦・・・親指


そして、今回のイントロパターンを演奏している右手を中心に撮影した動画です。




少しでも分かりやすいように、テンポを落として演奏しています。

私は、『フィンガーピッキング』をする時、小指をピックガードに付けて右手を安定させることが多いです。楽曲によっては、小指を付けないこともありますが。最初は右手が不安定で弾き難いと思いますので、小指をギターのボディに付けて練習することをお勧めします。

かっこいいアコギでのブルースには『フィンガーピッキング』が不可欠です。
興味のある方は、手始めに、今回のイントロのような簡単なフレーズを使って右手のフィンガーをリズミカルに動かす練習をしてみてください。


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Posted by sinya at 01:03 │ギター教室