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2013年10月12日

ブルースの『モノトニック・ベース奏法』に挑戦




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『ブルースの定番シリーズ』に続いて連載を始めました『定番と適当との橋渡しとなるかもしれない演奏方法シリーズ』ですが、前回からだいぶ間が空いてしまいましたね。

前回は、『ブルースの定番バッキングをキイEで演奏してみる』という記事で、ブルースの伴奏を1度5度のコードを主体に弾くのではなく、ローコードを使うことで『定番と適当との橋渡しとなるかもしれない演奏方法』となり得ることをご説明しました。

本日は、前回のローコードと合わせて『適当』なブルースの伴奏には欠かせない『モノトニック・ベース奏法』を練習してみましょう。

『モノトニック・ベース奏法』と聞くと、何だか難しそうな感じがしてしまいますが。『モノトニック』、すなわち『単調な』ベースラインを鳴らしていくことになるので、実際の演奏はそれほど難しくありません。というか、簡単です。

この場合の『単調』は、『1拍に1音ずつ鳴らす』という意味合いの場合が多いので、実際にはベース音を『1小節に4回鳴らす』ということになりますね。

押さえるコードは、<E7><A7><B7>の3つローコードだけです。前回の記事でご紹介した押さえ方で問題ない訳です。
ですから、本日問題になるのは、右手のピッキングです。

つまり、いよいよ『右手によるフィンガーピッキング』の練習に入っていく訳です。

まずピックに関してですが、使うとすれば親指にはめる『サムピック』になります。
ただ、サムピックは多少慣れが必要ですし。始めは、自分の指と爪を使って、弦を弾いた時の反発力を感じながら演奏した方が、音量や音質、強弱のつけ方の練習になると思います。
いずれはサムピックを使うにしても、始めの内はピックを使わずに自分の指と爪で練習するのも良いでしょう。

キイEのブルースをモノトニック・ベース奏法で演奏する場合、ベースとして弾くのは『5・6弦』の2本だけです。
その2本の弦を、右手の親指を使って弾くことになりますが、その場合、右手全体を固定していても問題なく演奏出来ます。
という訳で、右手の小指や薬指をギターのボディに付けて右手を固定すると良いでしょう。そうすることで、ベースラインを安定して演奏すことが出来ます。

ブルースのベースラインを演奏する時に『ミュート』は非常に大切なテクニックになります。
ミュートは右手を使ってブリッジ付近で行うのが基本です。完全にミュートしたり、ハーフミュートして少し音を出したり、全くミュートしない場合も含めて、かなり複雑にミュートを操作する必要があります。

『ブルースのベースは、出す音よりもミュートの方が重要』と言っても過言ではないかもしれません。

ということで。常にブリッジでのミュートが瞬時に出来るように、右手全体をあまりブリッジから離さない方が良いでしょう。
そのため、小指をボディに置くと同時に、右手の手首辺りを常にブリッジに置いておくのがお勧めです。右手がより安定し、さらに、ミュートを瞬時に操ることが出来るからです。

以上のことは、基本的な演奏方法、あるいは、私にとって演奏しやすい方法となります。
実際には、皆さん、体格も器用さも性格も違いますので、基本を軸にして、自分なりの演奏方法を見付けていただければ良いと思います。

それでは、実際にキイEのブルースのベースを『モノトニック・ベース奏法』で演奏した動画をご覧ください。




シンプルなベースラインですので、TAB譜はあえて載せません。
<E7>の時は6弦、<A7><B7>の時は5弦を、4分音符で弾いているだけです。

でも、私的には、この演奏では少し物足りない様な気がするんです。
なので、こんな感じはどうでしょうか?




この演奏は、最初の演奏動画と全く同じ指使いで演奏しているんですが、さっきよりも迫力がありませんか?
何か、ベース音というよりは『バンッバンッ』という破裂音のような音がしますよね。

最初の演奏では、親指は『6弦あるは5弦の1本ずつ』しか弾いていないのに対して、この演奏では、親指をもう少し強く弾き下ろして、<E7>の時は6~4弦付近まで、<A7><B7>の時は5~3弦付近まで弾いてしまっているんです。
この『付近まで』というのが大事で、要は、どこまで弦を弾くかしっかり決めている訳ではなく『適当にジャン』と弾いているとうことです。

これが迫力のある演奏の要因であり、かつ『適当の基本』となる訳です。

前回、ブルースをローコードで演奏することを練習したお蔭で、親指を適当に弾き下ろしても音をハズすことなくベースラインを演奏することが出来るということなんです。

几帳面な人が多い日本では、「そんな適当でもいいのか?」と怒られてしまうかもしれませんが。
まぁでも、ブルースをやるのにそんなに細かいことを気にしないでも良いのかな~と、私は思いまして。その時々、演奏するブルースの曲調に合わせて使い分ければ良いのではないかと思う訳です。
シンプルなブルースでは『1本ずつ』、迫力のあるブルースでは『2~3本一気に』弾くという感じに。

という訳で。理想的には、上記の両方のパターンを出来るようにしておくと良いですね。

で、どちらのパターンにも共通する注意点が1つあります。それは・・・

『何があっても絶対にベースのリズムを崩さないようにすること』です。

動画を見て頂くと分かる通り、ベースだけ4分音符でゆっくり演奏するのもリズム的には非常に難しいです。ただ、他の指は動かさないので、親指が他の指にツラれて動いてしまうことはありません。

でもこれから先は、親指以外の指を使って高音弦でメロディを入れていくことになります。

その時に一番大切なベース音、すなわち、親指がツラれてしまっっては、ドッシリと安定したカッコいいブルースにならなくなってしまいますからね。ベースのリズムを崩すのは、適当とは違います。それは、不適切で完全な失敗です。

試しに、ある程度『モノトニック・ベース奏法』が安定して弾けるようになったら、高音弦と他の指を使って非常にシンプルなメロディを入れてみましょう。




この演奏も、あえてTAB譜を載せません。
全ての小節の頭に、右手人差し指を使って1弦を弾いているだけで。つまり、小節の頭では『右手の親指と人差し指が同時に弦を弾いている』ことになります。

このパターンのように、まずは、少しずつメロディを、しかも人差し指だけで入れる練習からやってみると良いと思います。
とにかく、他の指がどう動こうとも、親指は『別人格のごとく』、ベーシストが右手にくっついているかのような気持ちで、リズムを崩さずに安定してベース音を続けられるように練習しましょう!

私も頑張ります・・・


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Posted by sinya at 21:46 │ギター教室