2013年10月24日
『いつも何度でも』ソロ・ギターのしらべバージョン
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私は映画を観るのが大好きで、特に、アクションやサスペンス、ヒューマンドラマなどが好きで、ホラー以外は結構幅広く観ます。
ただ、それらの映画は全部外国の映画で、日本の映画はほとんど観ません。
そんな私でも、ジブリの映画は好きな作品が多いです。
中でも、『カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』『魔女の宅急便』が好きです。
ジブリの映画は、音楽も良いですよね。
当教室の生徒さんにも、「ジブリの曲をギターで演奏してみたい!」という方がいらっしゃいます。
ただ、ジブリ映画の音楽は、かなりボーカルに特徴のある場合が多く。また、歌が無い場合も多いですよね。つまり、弾き語りが難しい。
という訳で。ギターで演奏する場合は、ソロ・ギター的なアレンジで、ギター1本でメロディもコードも奏でていく方法が最も適していると思いますが・・・
『ソロ・ギター=難しい』という公式が成り立つ訳で、ある程度は練習に時間を費やす覚悟が必要なのも確かだと思います。
本日レッスンを行った生徒さんは、基礎理論・コードストローク・アルペジオ・アドリブなど、かなり順調に上達されていて。いよいよソロ・ギターに挑戦するということで、南澤氏の『ソロ・ギターのしらべ スタジオジブリ作品集』を購入されてきました。
その中で、生徒さんがやりたい曲を挙げてもらい、私が譜面を見て出来そうな曲をチョイスしました。
『千と千尋の神隠し』のテーマソング『いつも何度でも』です。
原曲は、綺麗な声が印象的な『木村 弓』さんが歌っていらっしゃいますね。しかも伴奏は、『竪琴』という、これも繊細で綺麗な音の出る小さなハープのような楽器のみです。
作詞家の『覚 和歌子』さんによる繊細ながらも力強い詩と相まって、まぁ本当に感動的な曲です。
木村 弓 『いつも何度でも』
こんな素晴らしい曲を分析するのも野暮ですが・・・
この曲は、ほぼシンプルなダイアトニックコードで演奏出来て、メロディもキイのメジャースケールのみで作られています。
複雑なコードやメロディを使えば良い曲が出来る訳ではないのは当然ですが。心を打つ本当に素晴らしい曲は、この曲のようにシンプルなコードとメロディで作られていることが多い様な気がします。
さて。ダイアトニックコードとメジャースケールで出来ているということは、ギターで演奏した場合も比較的簡単に演奏が出来る場合が多いと言えるでしょう。(もちろん、曲のアレンジにもよりますが・・・)
『いつも何度でも』のソロ・ギターのしらべバージョンも、ほぼシンプルなローコードを押さえながらメロディを弾くことが出来ますので、ソロ・ギターの入門としても最適だと思います。
この曲は、キイCでアレンジされています。(実際にはカポを5フレットに着けますので、キイはFになります。)ですから、出てくるコードはキイCのダイアトニックコード。そしてメロディは、Cメジャースケールですね。
どちらも、ギターの技術をある程度身に付けた方なら、お馴染みのコードとスケールということになります。
そういった意味では、とても弾きやすい曲と言えます。
ただ、南澤氏も演奏解説の中で説明していますが、『難しくないからこそ丁寧に・・・感情を込めて・・・』という演奏を心掛けるのがコツとなります。
アレンジは、さすがは南澤氏ですね。ギターで、竪琴と歌のイメージを見事に表現しています。
私も、生徒さんに楽譜をお借りして弾いてみましたので、一応演奏動画をアップします。
木村さんの演奏の後に晒すのは非常にお恥ずかしいですが、興味のある方はご覧ください。
今日のレッスンでは、『ソロ・ギターを練習するコツ』を、生徒さんにお伝えしました。これは、以前にブログで書いた内容と同じです。
それらのコツを確認し、南澤氏の演奏解説を参考に練習したのですが、そこに解説されているコードの押さえ方よりも楽に押さえられる方法がありましたので、そちらも合わせてお伝えしました。
どちらの押さえ方が演奏しやすいかは、人によって違いますので。あとは、生徒さんに判断をお任せすることにしました。
レッスンで、コツや私が気が付いたことをお伝えすることは出来ますが、最終的には生徒さんが練習し習得していかなければなりません。
ソロ・ギターは、確かにハードルが高いかもしれません。ですから、習得のカギは『自宅での練習』になります。
レッスンは時間が限られています。当然、自宅で練習されていることを前提に進んでいきますので、逆に言えば、『自宅での練習』が出来ていなければ、どんなに教室に通っても一生習得することは出来ないと言えます。
ほんの少しずつでも良いんです。昨日より今日、今日より明日と、ステップアップしていけば、必ず大好きな曲をギターで弾くことが出来るようになります。
その時の充実感ときたら、そりゃあもう病みつきになること請け合いで。「次は、何の曲にしようかな!」ってことになるのは間違えないでしょう。
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そんな私でも、ジブリの映画は好きな作品が多いです。
中でも、『カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』『魔女の宅急便』が好きです。
ジブリの映画は、音楽も良いですよね。
当教室の生徒さんにも、「ジブリの曲をギターで演奏してみたい!」という方がいらっしゃいます。
ただ、ジブリ映画の音楽は、かなりボーカルに特徴のある場合が多く。また、歌が無い場合も多いですよね。つまり、弾き語りが難しい。
という訳で。ギターで演奏する場合は、ソロ・ギター的なアレンジで、ギター1本でメロディもコードも奏でていく方法が最も適していると思いますが・・・
『ソロ・ギター=難しい』という公式が成り立つ訳で、ある程度は練習に時間を費やす覚悟が必要なのも確かだと思います。
本日レッスンを行った生徒さんは、基礎理論・コードストローク・アルペジオ・アドリブなど、かなり順調に上達されていて。いよいよソロ・ギターに挑戦するということで、南澤氏の『ソロ・ギターのしらべ スタジオジブリ作品集』を購入されてきました。
その中で、生徒さんがやりたい曲を挙げてもらい、私が譜面を見て出来そうな曲をチョイスしました。
『千と千尋の神隠し』のテーマソング『いつも何度でも』です。
原曲は、綺麗な声が印象的な『木村 弓』さんが歌っていらっしゃいますね。しかも伴奏は、『竪琴』という、これも繊細で綺麗な音の出る小さなハープのような楽器のみです。
作詞家の『覚 和歌子』さんによる繊細ながらも力強い詩と相まって、まぁ本当に感動的な曲です。
木村 弓 『いつも何度でも』
こんな素晴らしい曲を分析するのも野暮ですが・・・
この曲は、ほぼシンプルなダイアトニックコードで演奏出来て、メロディもキイのメジャースケールのみで作られています。
複雑なコードやメロディを使えば良い曲が出来る訳ではないのは当然ですが。心を打つ本当に素晴らしい曲は、この曲のようにシンプルなコードとメロディで作られていることが多い様な気がします。
さて。ダイアトニックコードとメジャースケールで出来ているということは、ギターで演奏した場合も比較的簡単に演奏が出来る場合が多いと言えるでしょう。(もちろん、曲のアレンジにもよりますが・・・)
『いつも何度でも』のソロ・ギターのしらべバージョンも、ほぼシンプルなローコードを押さえながらメロディを弾くことが出来ますので、ソロ・ギターの入門としても最適だと思います。
この曲は、キイCでアレンジされています。(実際にはカポを5フレットに着けますので、キイはFになります。)ですから、出てくるコードはキイCのダイアトニックコード。そしてメロディは、Cメジャースケールですね。
どちらも、ギターの技術をある程度身に付けた方なら、お馴染みのコードとスケールということになります。
そういった意味では、とても弾きやすい曲と言えます。
ただ、南澤氏も演奏解説の中で説明していますが、『難しくないからこそ丁寧に・・・感情を込めて・・・』という演奏を心掛けるのがコツとなります。
アレンジは、さすがは南澤氏ですね。ギターで、竪琴と歌のイメージを見事に表現しています。
私も、生徒さんに楽譜をお借りして弾いてみましたので、一応演奏動画をアップします。
木村さんの演奏の後に晒すのは非常にお恥ずかしいですが、興味のある方はご覧ください。
今日のレッスンでは、『ソロ・ギターを練習するコツ』を、生徒さんにお伝えしました。これは、以前にブログで書いた内容と同じです。
それらのコツを確認し、南澤氏の演奏解説を参考に練習したのですが、そこに解説されているコードの押さえ方よりも楽に押さえられる方法がありましたので、そちらも合わせてお伝えしました。
どちらの押さえ方が演奏しやすいかは、人によって違いますので。あとは、生徒さんに判断をお任せすることにしました。
レッスンで、コツや私が気が付いたことをお伝えすることは出来ますが、最終的には生徒さんが練習し習得していかなければなりません。
ソロ・ギターは、確かにハードルが高いかもしれません。ですから、習得のカギは『自宅での練習』になります。
レッスンは時間が限られています。当然、自宅で練習されていることを前提に進んでいきますので、逆に言えば、『自宅での練習』が出来ていなければ、どんなに教室に通っても一生習得することは出来ないと言えます。
ほんの少しずつでも良いんです。昨日より今日、今日より明日と、ステップアップしていけば、必ず大好きな曲をギターで弾くことが出来るようになります。
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Posted by sinya at 00:13
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