2013年01月11日
ギターのカッティングに必要な要素~柔軟性とインパクト~
⇒【sinyaが開発!弾く脳トレ!よなおしギター】
本日のレッスンで、エレキギターの生徒さんと一緒にカッティングの練習をしました。
題材は、ジェームス・ブラウンの『Sex Machine』です。
曲自体も有名ですが、この曲のギターカッティングもとても有名で。まぁ、ある程度経験年数のあるギターリストの方なら1度は弾いたことがあるのではないでしょうか。
この曲のカッティングのやり方などはまた別の機会に解説したいと思いますが。
上の動画で、ジェームス・ブラウンのバックでレスポールギターを弾いている方の右手に注目してください。(JBの絶妙なダンスは後でゆっくり見てください。)
手、特に手首に全然力が入ってなく、とても自然に演奏している感じですよね。
この『手の力が抜けている』状態は、カッティングをやる上での最大のコツとなる訳ですが。実は、エレキもアコギも、ピックを使う場合もアルペジオの場合も関係無く『ギター演奏をする上で欠かせない要素』でもあるんです。
レッスンやこのブログでも「Cメジャースケールを弾く時は左手の力を抜きましょう」と、いつも口を酸っぱくして言っていますが、それは『左手をスムーズに動かす為』なんです。
力が入っていては、単音のフレーズもコードチェンジも絶対にスムーズには演奏できませんから。
一方で。『右手の力を抜く』という行為は何の為なのでしょう。
もちろん、左手同様にスムーズにピッキングやアルペジオをする為でもあります。が、もう一つの大切な理由は『大きな音を出す』為なんです。
力を抜く=大きな音を出す
一見するとこの式は矛盾しているように思えますよね。
でも、力を抜くといっても、本当に演奏中にズ~っと力を抜いている訳ではないんです。もし演奏中にズ~っと力を抜いていたら、ピックがポロポロと落ちてしまって演奏にならないと思います。
では、どうしているかと言うと。
実は、弦をピッキングする瞬間、(私の場合は)右手親指の根元から手首にかけての周辺に『クッ』と力を入れてる訳です。『グッ』ではなく『クッ』っていうのが肝心です。
いわゆるインパクトですね。
力を抜いた状態から瞬間的に『クッ』と力を入れることによって、始めから力を入れっぱなしの状態よりも強い衝撃を与えることが出来る訳です。
ですから、ギターで大きな音を出したいからといって、右手にギュッと力を込めたまま力強く弦を弾いてはいけません。
『大きな音=力強さ』と認識した時点で、もう間違っていると思ってください。
さてこの、『瞬間に力をクッと入れる作業』を、ギターリストは演奏中ズッと無意識に行っている訳ですが。それは、決して難しいテクニックではありません。ギターを弾いていれば自然に身に付いてくると思います。
それより何より、より重要で難しいのは『力を抜くこと』です。
『力を抜く=柔軟性』と考えても良いかもしれません
力の抜けた柔軟性のある手首によって、スピードが生まれます。その加速度を利用することで、インパクトの瞬間により小さな力でより大きな衝撃を与えることが出来るようになるんです。
本日レッスンを行った生徒さんは、当教室に全くの未経験状態から通い始めて7ヶ月ほどが経ちますが、手の柔軟性、特に右手のピッキング時の手首がとても柔らかいんです。
ですから、今日のレッスンの『Sex Machine』の最初のフレーズは直ぐにマスターしてしまいました。
これは、本人の努力ももちろんあります。でも、もともと手首に柔軟性があったことも確かです。
私事ですが。例えば、ウチの娘は生まれつき体が柔らかいんです。ストレッチの訓練をしなくても、足がパカッと開きました。今はその柔軟性を生かして体操を習っています。
一方、息子は、今も昔も体がガチガチです(実は私もガチガチです)。で、そのガチガチを生かして勉強を頑張っています。
このように、もともとの体の柔軟性は十人十色ですね。これはもう『個性』と言わざるを得ません。
手首の柔軟性も同じことが言えると思います。
※体が柔らかければ手首も柔らかいとは限りません。
始めから柔らかい人とガチガチの人(もちろん程度は様々です)。これを自分の『個性』として理解し、それにあった練習方法や演奏方法を考えましょう。
で、「自分は手首が硬いかも」と思った方に、私がお勧めする練習方法を解説します。
例えば、体が硬い人が、足をパカッと広げる開脚を何とかマスターしたいと思ったらどうしますか?
短時間でも良いので、毎日毎日ストレッチをして、少しずつ少しずつ体を柔らかくして全開に近づけていく訳ですよね。この作業は、かなり大変で忍耐力のいる作業ですが、毎日やれば必ず足がパカッと開くようになるといいます。
もうお分かりでしょうか?手首が硬い人が力の抜けた柔軟性のあるピッキングやアルペジオをマスターしたいのなら、日々の練習がやはり大事ということです。
その他の有効な練習としては、ピッキングやアルペジオの練習を休み無しでブッ通してやる方法です。
ブッ通して練習することで、右手を無理やり疲れさせてしまって、『もうこれ以上力が入らない』状態にしてしまう訳です。そうすることによって、力が入っていないとはどんな状態なのかを体に覚え込ませてしまう作戦です。
いずれにしても、練習が欠かせないのですが・・・。
さて、『柔軟性とインパクト』は、野球やゴルフなどスポーツの世界でもスゴク大切なことですよね。
例えば、イチローのバッティング、タイガーウッズのドライバーショット。正に柔軟性とインパクトの完成形です。もちろん彼らはギターリストではありませんが、その体の動きは非常に勉強になると思います。
まぁ、私が『柔軟性とインパクト』と聞くと、真っ先にこの人を思い出す訳ですが・・・
ラスボス先生の力が入りまくったガチガチの構えに比べて、ジェット・リーの力の抜けた見事な構え!カチョエ~
☆関連記事【フラットピックを使ったコードストロークのコツ】


【初心者・独学ギターリストの強い味方】とにかくギターを弾きたいという方へおすすめの教材です!


本日のレッスンで、エレキギターの生徒さんと一緒にカッティングの練習をしました。
題材は、ジェームス・ブラウンの『Sex Machine』です。
曲自体も有名ですが、この曲のギターカッティングもとても有名で。まぁ、ある程度経験年数のあるギターリストの方なら1度は弾いたことがあるのではないでしょうか。
この曲のカッティングのやり方などはまた別の機会に解説したいと思いますが。
上の動画で、ジェームス・ブラウンのバックでレスポールギターを弾いている方の右手に注目してください。(JBの絶妙なダンスは後でゆっくり見てください。)
手、特に手首に全然力が入ってなく、とても自然に演奏している感じですよね。
この『手の力が抜けている』状態は、カッティングをやる上での最大のコツとなる訳ですが。実は、エレキもアコギも、ピックを使う場合もアルペジオの場合も関係無く『ギター演奏をする上で欠かせない要素』でもあるんです。
レッスンやこのブログでも「Cメジャースケールを弾く時は左手の力を抜きましょう」と、いつも口を酸っぱくして言っていますが、それは『左手をスムーズに動かす為』なんです。
力が入っていては、単音のフレーズもコードチェンジも絶対にスムーズには演奏できませんから。
一方で。『右手の力を抜く』という行為は何の為なのでしょう。
もちろん、左手同様にスムーズにピッキングやアルペジオをする為でもあります。が、もう一つの大切な理由は『大きな音を出す』為なんです。
力を抜く=大きな音を出す
一見するとこの式は矛盾しているように思えますよね。
でも、力を抜くといっても、本当に演奏中にズ~っと力を抜いている訳ではないんです。もし演奏中にズ~っと力を抜いていたら、ピックがポロポロと落ちてしまって演奏にならないと思います。
では、どうしているかと言うと。
実は、弦をピッキングする瞬間、(私の場合は)右手親指の根元から手首にかけての周辺に『クッ』と力を入れてる訳です。『グッ』ではなく『クッ』っていうのが肝心です。
いわゆるインパクトですね。
力を抜いた状態から瞬間的に『クッ』と力を入れることによって、始めから力を入れっぱなしの状態よりも強い衝撃を与えることが出来る訳です。
ですから、ギターで大きな音を出したいからといって、右手にギュッと力を込めたまま力強く弦を弾いてはいけません。
『大きな音=力強さ』と認識した時点で、もう間違っていると思ってください。
さてこの、『瞬間に力をクッと入れる作業』を、ギターリストは演奏中ズッと無意識に行っている訳ですが。それは、決して難しいテクニックではありません。ギターを弾いていれば自然に身に付いてくると思います。
それより何より、より重要で難しいのは『力を抜くこと』です。
『力を抜く=柔軟性』と考えても良いかもしれません
力の抜けた柔軟性のある手首によって、スピードが生まれます。その加速度を利用することで、インパクトの瞬間により小さな力でより大きな衝撃を与えることが出来るようになるんです。
本日レッスンを行った生徒さんは、当教室に全くの未経験状態から通い始めて7ヶ月ほどが経ちますが、手の柔軟性、特に右手のピッキング時の手首がとても柔らかいんです。
ですから、今日のレッスンの『Sex Machine』の最初のフレーズは直ぐにマスターしてしまいました。
これは、本人の努力ももちろんあります。でも、もともと手首に柔軟性があったことも確かです。
私事ですが。例えば、ウチの娘は生まれつき体が柔らかいんです。ストレッチの訓練をしなくても、足がパカッと開きました。今はその柔軟性を生かして体操を習っています。
一方、息子は、今も昔も体がガチガチです(実は私もガチガチです)。で、そのガチガチを生かして勉強を頑張っています。
このように、もともとの体の柔軟性は十人十色ですね。これはもう『個性』と言わざるを得ません。
手首の柔軟性も同じことが言えると思います。
※体が柔らかければ手首も柔らかいとは限りません。
始めから柔らかい人とガチガチの人(もちろん程度は様々です)。これを自分の『個性』として理解し、それにあった練習方法や演奏方法を考えましょう。
で、「自分は手首が硬いかも」と思った方に、私がお勧めする練習方法を解説します。
例えば、体が硬い人が、足をパカッと広げる開脚を何とかマスターしたいと思ったらどうしますか?
短時間でも良いので、毎日毎日ストレッチをして、少しずつ少しずつ体を柔らかくして全開に近づけていく訳ですよね。この作業は、かなり大変で忍耐力のいる作業ですが、毎日やれば必ず足がパカッと開くようになるといいます。
もうお分かりでしょうか?手首が硬い人が力の抜けた柔軟性のあるピッキングやアルペジオをマスターしたいのなら、日々の練習がやはり大事ということです。
その他の有効な練習としては、ピッキングやアルペジオの練習を休み無しでブッ通してやる方法です。
ブッ通して練習することで、右手を無理やり疲れさせてしまって、『もうこれ以上力が入らない』状態にしてしまう訳です。そうすることによって、力が入っていないとはどんな状態なのかを体に覚え込ませてしまう作戦です。
いずれにしても、練習が欠かせないのですが・・・。
さて、『柔軟性とインパクト』は、野球やゴルフなどスポーツの世界でもスゴク大切なことですよね。
例えば、イチローのバッティング、タイガーウッズのドライバーショット。正に柔軟性とインパクトの完成形です。もちろん彼らはギターリストではありませんが、その体の動きは非常に勉強になると思います。
まぁ、私が『柔軟性とインパクト』と聞くと、真っ先にこの人を思い出す訳ですが・・・
ラスボス先生の力が入りまくったガチガチの構えに比べて、ジェット・リーの力の抜けた見事な構え!カチョエ~
☆関連記事【フラットピックを使ったコードストロークのコツ】


【初心者・独学ギターリストの強い味方】とにかくギターを弾きたいという方へおすすめの教材です!

Posted by sinya at 23:10
│ギター教室