2013年06月09日
ギターが楽しい!
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今日はちょっと、私事のお話からさせて頂きます。
ウチの息子は、中学一年生(12歳)です。
年中(4歳)からピアノ教室に通っていますので、もう丸8年はピアノを習っています。
ただ、息子本人が『ピアノが楽しい!』と感じながら練習したり教室に通ったりしたことは、恐らく1度も無いと思います。
小さい頃は、自宅での練習が嫌で、怒られながら泣きながら弾いていたことも、よくありました。
いつしか息子は、『ピアノをやらされている』と感じるようになっていたんです。もちろん、そうなった責任は、親の私にあります。
一方。年長(5歳)の娘は、ピアノを弾くのが大好きです。
教室には通っていません。でも、幼稚園に入園したばかりの頃から、遊び道具の一つとしてピアノを弾いていました。
お兄ちゃんの真似をして、しっかり楽譜を譜面台において。でも、もちろん曲になんてなりません。適当にデタラメに弾いているだけです。
ただ、そうやって、気が向けばピアノの前に座って遊んでいる内に、少しずつですが、何となく曲に聴こえるようになっていくんです。
娘の幼稚園では、年長時に鼓笛隊を編成します。
今の時期から一所懸命に練習して、地域のお祭りや運動会での発表を目指します。
鼓笛隊の人数は、全部で100人ほどでしょうか。その中で、キーボードの担当者が4名いるのですが・・・
娘は、その4人の中の一人に選ばれました。
恐らく娘は、自分からキーボードを希望したのだと思います。どれくらいの人数がキーボードを希望したのか分かりませんが。その中から、音楽の先生が適正を見て、正式な担当者を選んだようです。
ちなみに、息子も幼稚園で鼓笛隊をやりましたが、キーボードには選ばれず。太鼓を叩いていました。
娘は今、家のピアノを使って、鼓笛隊で演奏する曲を練習しています。朝から晩まで、気が付くとピアノの蓋を開けて、先生にもらった譜面を譜面台において、誰に言われるでもなく、たくさんたくさん練習しています。
そうすることが、彼女にとっては『楽しい!』のだと思います。
『ピアノが楽しい!』と思える娘なら、教室に通わせてあげたいとも思いますが。教室に通わせた途端『ピアノをやらされている』状態になりそうで。それなら、今のまま、好きな時に好きなように弾かせてあげた方が、よっぽど上達するような気もするんです。
当ギター教室に、現在4年生になる女の子が通ってくれています。
今まで、ピアノなどの楽器を習ったことは一切無かったようですが。当教室に通い始めて、その才能が爆発しました。
彼女の才能のひとつの例ですが。
3週間ほど前に、チューニングメーターの電池が切れてしまったようなんです。でも、教室に持って来るギターは、私が確認するとチューニングがピッタリ合っているんです。先週も合っていましたし、今週も合っていました。
私が「どうやって音を合わせたの?」と聴いたら。彼女曰く・・・
「1弦から音を鳴らしていって、変に感じたら直していった」
とのこと。
確かに、彼女にはある程度の音楽的な才能があると思います。ただ、その才能が表面に現われるまで、もの凄くたくさん、教室でも自宅でもギターを弾いてきました。
彼女は今、ギターの弾き過ぎで左手の人差し指がとても痛いようです。今日その指を見せてもらったら、指の先の皮が剥け、白くなっていました。エレキギターの弦でここまで皮が剥けてしまうなんて、相当に練習したことでしょう。
彼女が、教室でギターを弾くのを止める時は、この左手の指が痛くて我慢できなくなった時だけです。
彼女の爆発した才能は、単純に『ギターが楽しい!』と感じることの出来る才能です。
彼女のレッスンは、こちらから課題を与えるだけで終わります。私の方で、無理に褒めたり、テンションを上げていったりして、ヤル気を引き出す必要が無いからです。
レッスンの方法的には、とても楽です。ただ『彼女の才能を潰してはいけない』という、スゴイ重圧を感じています。
さらに、彼女のレッスン中の集中力はズバ抜けていて、こちらの息が詰まるほどです。まさに『真剣勝負』ですね。
正直言いますと。レッスン中にアクビをしたり、携帯を見たりする生徒さんもいらっしゃいます。そんな時は、よほど私のレッスンがつまらないのだな~と、猛省する訳ですが。同時に、『ギターが楽しくないのなら、なぜ教室に来ているのだろう?』と、疑問に思ったりもします。
『ギターが楽しい!』と感じることが出来れば、放っておいてもドンドン上達するでしょう。子供は特にそうですね。
逆に、『楽しいからやってみよう!』と働きかけても、本人が『楽しい!』と感じるまでは、一方的な押し付けでしかありません。その場合は、『ギターをやらされている』状態でしかないので、大した上達は望めないですね。
改めて思います、私の役割は、生徒の皆さんに『ギターが楽しい!』と思ってもらうことの一点に尽きるのだと。
もっともっと、私自身『教えるのが楽しい!』と思えるように、たくさんたくさん勉強しないとダメですね。
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今日はちょっと、私事のお話からさせて頂きます。
ウチの息子は、中学一年生(12歳)です。
年中(4歳)からピアノ教室に通っていますので、もう丸8年はピアノを習っています。
ただ、息子本人が『ピアノが楽しい!』と感じながら練習したり教室に通ったりしたことは、恐らく1度も無いと思います。
小さい頃は、自宅での練習が嫌で、怒られながら泣きながら弾いていたことも、よくありました。
いつしか息子は、『ピアノをやらされている』と感じるようになっていたんです。もちろん、そうなった責任は、親の私にあります。
一方。年長(5歳)の娘は、ピアノを弾くのが大好きです。
教室には通っていません。でも、幼稚園に入園したばかりの頃から、遊び道具の一つとしてピアノを弾いていました。
お兄ちゃんの真似をして、しっかり楽譜を譜面台において。でも、もちろん曲になんてなりません。適当にデタラメに弾いているだけです。
ただ、そうやって、気が向けばピアノの前に座って遊んでいる内に、少しずつですが、何となく曲に聴こえるようになっていくんです。
娘の幼稚園では、年長時に鼓笛隊を編成します。
今の時期から一所懸命に練習して、地域のお祭りや運動会での発表を目指します。
鼓笛隊の人数は、全部で100人ほどでしょうか。その中で、キーボードの担当者が4名いるのですが・・・
娘は、その4人の中の一人に選ばれました。
恐らく娘は、自分からキーボードを希望したのだと思います。どれくらいの人数がキーボードを希望したのか分かりませんが。その中から、音楽の先生が適正を見て、正式な担当者を選んだようです。
ちなみに、息子も幼稚園で鼓笛隊をやりましたが、キーボードには選ばれず。太鼓を叩いていました。
娘は今、家のピアノを使って、鼓笛隊で演奏する曲を練習しています。朝から晩まで、気が付くとピアノの蓋を開けて、先生にもらった譜面を譜面台において、誰に言われるでもなく、たくさんたくさん練習しています。
そうすることが、彼女にとっては『楽しい!』のだと思います。
『ピアノが楽しい!』と思える娘なら、教室に通わせてあげたいとも思いますが。教室に通わせた途端『ピアノをやらされている』状態になりそうで。それなら、今のまま、好きな時に好きなように弾かせてあげた方が、よっぽど上達するような気もするんです。
当ギター教室に、現在4年生になる女の子が通ってくれています。
今まで、ピアノなどの楽器を習ったことは一切無かったようですが。当教室に通い始めて、その才能が爆発しました。
彼女の才能のひとつの例ですが。
3週間ほど前に、チューニングメーターの電池が切れてしまったようなんです。でも、教室に持って来るギターは、私が確認するとチューニングがピッタリ合っているんです。先週も合っていましたし、今週も合っていました。
私が「どうやって音を合わせたの?」と聴いたら。彼女曰く・・・
「1弦から音を鳴らしていって、変に感じたら直していった」
とのこと。
確かに、彼女にはある程度の音楽的な才能があると思います。ただ、その才能が表面に現われるまで、もの凄くたくさん、教室でも自宅でもギターを弾いてきました。
彼女は今、ギターの弾き過ぎで左手の人差し指がとても痛いようです。今日その指を見せてもらったら、指の先の皮が剥け、白くなっていました。エレキギターの弦でここまで皮が剥けてしまうなんて、相当に練習したことでしょう。
彼女が、教室でギターを弾くのを止める時は、この左手の指が痛くて我慢できなくなった時だけです。
彼女の爆発した才能は、単純に『ギターが楽しい!』と感じることの出来る才能です。
彼女のレッスンは、こちらから課題を与えるだけで終わります。私の方で、無理に褒めたり、テンションを上げていったりして、ヤル気を引き出す必要が無いからです。
レッスンの方法的には、とても楽です。ただ『彼女の才能を潰してはいけない』という、スゴイ重圧を感じています。
さらに、彼女のレッスン中の集中力はズバ抜けていて、こちらの息が詰まるほどです。まさに『真剣勝負』ですね。
正直言いますと。レッスン中にアクビをしたり、携帯を見たりする生徒さんもいらっしゃいます。そんな時は、よほど私のレッスンがつまらないのだな~と、猛省する訳ですが。同時に、『ギターが楽しくないのなら、なぜ教室に来ているのだろう?』と、疑問に思ったりもします。
『ギターが楽しい!』と感じることが出来れば、放っておいてもドンドン上達するでしょう。子供は特にそうですね。
逆に、『楽しいからやってみよう!』と働きかけても、本人が『楽しい!』と感じるまでは、一方的な押し付けでしかありません。その場合は、『ギターをやらされている』状態でしかないので、大した上達は望めないですね。
改めて思います、私の役割は、生徒の皆さんに『ギターが楽しい!』と思ってもらうことの一点に尽きるのだと。
もっともっと、私自身『教えるのが楽しい!』と思えるように、たくさんたくさん勉強しないとダメですね。
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Posted by sinya at 23:53
│雑感