2013年09月07日
苦労とパワー~ロカビリーからもらったもの~
⇒【sinyaが開発!弾く脳トレ!よなおしギター】
今日、物置を物色していましたら、とても懐かしい本が出てきました。
『ストレイ・キャッツでマスターするロック・ギター』

もう20年も前の教則本になります。
当ブログでも度々登場する『ストレイ・キャッツ』。私の20代前半は、このバンド一色でした。
当然、練習する曲も、ストレイ・キャッツや往年のロカビリー・スターのものばかり。で、毎日毎日、グレッチのギターで『ジャッカ・ジャッカ』とシャッフルのリズムばかり鳴らしていた訳です。
この教則本は、そんな、ロカビリーをやり始めたばかりの頃に購入しました。
20年前といえば、まだ、今ほど教則本の質・量ともそれほど充実していなかったと思います。
そんな中で、ロカビリー、しかもストレイ・キャッツに的を絞った教則本の販売は、ある意味、とても冒険だったと思うんです。
まぁ、例えば『ビートルズ』を題材にするのとは、明らかに違う訳ですから・・・。
当時の私のように、フォークや日本のロックしかやってこなかったような、ロカビリー初心者には、まぁ貴重なバイブルだったと言えます。
今見ると、この教則本、ギター初心者でも使えるようにかなり基本的なことから載っているんです。
ギター各部の名称、弦の巻き方、チューニング方法、TAB譜の読み方、ピックの持ち方、等々。かなり簡素ではありますが「ギターを持ったことがないけど、ロカビリーやりたい!」という勇者でも、何とか利用できる仕組みになっています。
その他は。基本的なテクニックを、実際のストレイ・キャッツの楽曲のフレーズを使って練習するというパターンが続きます。
そして最後に、ストレイ・キャッツの代表的な5曲のTAB譜付き楽譜で締めくくられています。
確かに、今の、CDやDVD付きが当たり前になった教則本に慣れてしまうと、かなり物足りない内容といえるかもしれません。
至れり尽くせりの、現在の教則本に比べると、内容を把握しテクニックを習得するのに、かなり苦労すると思います。
でも、習得にこれがぐらいの『苦労』がある方が、良いのかもしれません。
習得に苦労するということは、すなわち『自分で考えなければならない余地がある』ということです。
そして、『苦労して覚えるからこそしっかり身に付く』ともいえると思います。
当然それには、多少の苦労も乗り越えることの出来る「絶対ギターが上手くなりたい!」という『パワー』が必要な訳ですが。
私なんかは、その『パワー』を、『苦労』の源であるストレイ・キャッツの曲からもらっていました。
『Rumble In Brighton』
「こんな曲をステージでカッコよく演奏したい!」というモチベーションが『パワー』となり、毎日毎日『ジャッカ・ジャッカ』とシャッフルのリズムばかり鳴らしていた訳です。
教室でも、全てのことを与えるのではなく、『自分で考える余地』を生徒さん達に残していくことを大切にしているんです。
ただ、生徒さん一人一人、『最適な余地の大きさ』が違う訳ですから。そこをしっかりと見極めていかないといけません。
さらに、個々の生徒さんに合った『パワー』の発見も、大切な私の仕事です。
まだまだ、全ての生徒さんに十分な満足を与えているとは言えませんが・・・
『全ての生徒さんに満足していただくこと』
これが今の私の『苦労』であり、同時に『パワー』になっているんです。
私のギター人生の中で、今ほど『ギターのことで頭がイッパイ』な時はありません。
あれほど夢中になったストレイ・キャッツやロカビリー・スターよりも、もっとたくさんの『パワー』を、生徒さん達にもらっている訳です。
そんな生徒さん達のため、もっともっと精進しなければいけませんね。
☆厳選!ギターを始めたばかりの方にお勧めの記事3つ!
厳選1 メロディ演奏にもコード伴奏にも密接な関連があるCメジャースケール。ギターを初めて触った時から上級者になるまでの練習の必須項目!
【Cメジャースケールを練習しよう!~ギターにおけるCメジャースケールの重要性~】
厳選2 ギターで最初に練習するべき曲は教則本には載っていない場合が多いんです!最初にどんな曲を弾くべきか?またその判別方法は?
【ギターで最初に挑戦する曲は?~キィの判別と教則本の落とし穴~】
厳選3 sinyaが猛烈プッシュするギターの新しい練習方法!いずれは、この練習がギターリストにとっての当たり前になると本気で思っています。ギターの全てが詰まった画期的な練習です!
【ギターリストの新しい練習方法~二胡譜の活用~】

【初心者・独学ギターリストの強い味方】とにかくギターを弾きたいという方へおすすめの教材です!


今日、物置を物色していましたら、とても懐かしい本が出てきました。
『ストレイ・キャッツでマスターするロック・ギター』

もう20年も前の教則本になります。
当ブログでも度々登場する『ストレイ・キャッツ』。私の20代前半は、このバンド一色でした。
当然、練習する曲も、ストレイ・キャッツや往年のロカビリー・スターのものばかり。で、毎日毎日、グレッチのギターで『ジャッカ・ジャッカ』とシャッフルのリズムばかり鳴らしていた訳です。
この教則本は、そんな、ロカビリーをやり始めたばかりの頃に購入しました。
20年前といえば、まだ、今ほど教則本の質・量ともそれほど充実していなかったと思います。
そんな中で、ロカビリー、しかもストレイ・キャッツに的を絞った教則本の販売は、ある意味、とても冒険だったと思うんです。
まぁ、例えば『ビートルズ』を題材にするのとは、明らかに違う訳ですから・・・。
当時の私のように、フォークや日本のロックしかやってこなかったような、ロカビリー初心者には、まぁ貴重なバイブルだったと言えます。
今見ると、この教則本、ギター初心者でも使えるようにかなり基本的なことから載っているんです。
ギター各部の名称、弦の巻き方、チューニング方法、TAB譜の読み方、ピックの持ち方、等々。かなり簡素ではありますが「ギターを持ったことがないけど、ロカビリーやりたい!」という勇者でも、何とか利用できる仕組みになっています。
その他は。基本的なテクニックを、実際のストレイ・キャッツの楽曲のフレーズを使って練習するというパターンが続きます。
そして最後に、ストレイ・キャッツの代表的な5曲のTAB譜付き楽譜で締めくくられています。
確かに、今の、CDやDVD付きが当たり前になった教則本に慣れてしまうと、かなり物足りない内容といえるかもしれません。
至れり尽くせりの、現在の教則本に比べると、内容を把握しテクニックを習得するのに、かなり苦労すると思います。
でも、習得にこれがぐらいの『苦労』がある方が、良いのかもしれません。
習得に苦労するということは、すなわち『自分で考えなければならない余地がある』ということです。
そして、『苦労して覚えるからこそしっかり身に付く』ともいえると思います。
当然それには、多少の苦労も乗り越えることの出来る「絶対ギターが上手くなりたい!」という『パワー』が必要な訳ですが。
私なんかは、その『パワー』を、『苦労』の源であるストレイ・キャッツの曲からもらっていました。
『Rumble In Brighton』
「こんな曲をステージでカッコよく演奏したい!」というモチベーションが『パワー』となり、毎日毎日『ジャッカ・ジャッカ』とシャッフルのリズムばかり鳴らしていた訳です。
教室でも、全てのことを与えるのではなく、『自分で考える余地』を生徒さん達に残していくことを大切にしているんです。
ただ、生徒さん一人一人、『最適な余地の大きさ』が違う訳ですから。そこをしっかりと見極めていかないといけません。
さらに、個々の生徒さんに合った『パワー』の発見も、大切な私の仕事です。
まだまだ、全ての生徒さんに十分な満足を与えているとは言えませんが・・・
『全ての生徒さんに満足していただくこと』
これが今の私の『苦労』であり、同時に『パワー』になっているんです。
私のギター人生の中で、今ほど『ギターのことで頭がイッパイ』な時はありません。
あれほど夢中になったストレイ・キャッツやロカビリー・スターよりも、もっとたくさんの『パワー』を、生徒さん達にもらっている訳です。
そんな生徒さん達のため、もっともっと精進しなければいけませんね。
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Posted by sinya at 00:04
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