2013年07月10日
キイを変えてみよう~簡単な転調のやり方~
⇒【sinyaが開発!弾く脳トレ!よなおしギター】
昨日の記事にて、当教室では今、コード譜を使って実践的な練習をしている生徒さんがいらっしゃることを書きました。
関連記事【今日の教室~コードストロークの次の練習~】
で、コード譜で練習している生徒さんの中に「(自分の)声が低いので、弾き語りをする時はだいたい1音ぐらいキイを下げる必要がある」という方がいらっしゃいました。
弾き語りの時に、自分の声と合わせる為に『キイを上げる』のは比較的簡単なんです。カポを使うだけで良いからです。
例えば、オリジナルのキイ(カポ無し)よりも1音高いキイで演奏したい場合は、2フレットにカポを付けて、オリジナルのコードをそのまま演奏すれば良い訳ですね。
ただ、カポもあまり高いフレットに付けると弾き心地も音色もかなり変わってしまうので、現実的には5フレットくらいまででしょうか。でも、5フレットにカポを付ければ、オリジナルのキイ(カポ無し)から2音半も上げることが出来ますので、ある程度は対応できるでしょう。
逆に、キイを下げたい場合ですが、これはもう、オリジナルのキイに出てくるコードを、自分に合うキイのコードに変換しなければなりません。
例えば。オリジナルのキイが『Gメジャー』で、そこから1音下げたい場合、キイは『Fメジャー』になりますね。
ですから、コード譜に『G』というコードが出てきたら、コードを(1音下げて)変換して『F』で弾かなければなりません。もちろん、その他の、曲に出てくる全てのコードを変換する必要があります。
これは、カポを使う方法に比べて、かなり面倒な作業です。
ただ、コードを全て自分に合ったキイのコードに変換するこの作業を、少しだけ楽にする方法があります。
それは、『ダイアトニックコードを対応させる方法』です。
この方法には、『ダイアトニックコード』と『♯(♭)の付き方』の知識が必要になります。
例えば、オリジナルのキイがGメジャーの場合、Gメジャーの『ダイアトニックコード』をズラッと書きます。で、自分に合ったキイ(ここではFメジャー)の『ダイアトニックコード』を、先ほど書いたオリジナルのキイのダイアトニックコードの下に書きます。
この対応表を書いておけば、オリジナルの譜面に出てくるコードが、自分に合ったキイのどのコードに対応しているのかが直ぐ分かりますので、少し楽になりますね。
で、ついでに、この表を使って最初にコード譜を全部書き換えてしまえば、それ以後は、コード変換を気にすることなく思う存分練習が出来ます。
以上のような説明を、「キイを下げる必要がある」とおっしゃっていた生徒さんにしましたら・・・
「あらかじめ、全てのキイのダイアトニックコードの対応表を作ってもいいですね?」
と質問されたんです。
エッ!?ハッ、ハイ!その通りです!
お恥ずかしながら、今まで私、たくさんの曲をイロイロなキイに変えて演奏したりアレンジしてきました。簡単なキイの変更なら、対応表を使う必要も無いのですが。ほとんどの場合、その度に新しく対応表を書いてコード変換してきました。
生徒さんのおっしゃるように、全てのキイのダイアトニックコードの対応表を作って、直ぐに見えるところにでも張っておけば、これはとっても便利だと思うんです。特に、キイを頻繁に変える必要がるような場合は、重宝すると思います。
何故、私は今まで気が付かなかったのだろう・・・
という訳で、全てのキイという訳ではないですが、キイに♯(あるいは♭)が付かないもののみの『ダイアトニックコード対応表』を作りました。
※ダイアトニックコードの最初のコードがキイと同じになります。
対応表の使い方は簡単で。オリジナルのキイから、キイを上げたければ下に、下げたければ上に、自分の合うところまで移動して対応したコードを探してください。
それにしても・・・今回に限らず、生徒さん達にはホントにイロイロなことを教わっております。
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例えば、オリジナルのキイ(カポ無し)よりも1音高いキイで演奏したい場合は、2フレットにカポを付けて、オリジナルのコードをそのまま演奏すれば良い訳ですね。
ただ、カポもあまり高いフレットに付けると弾き心地も音色もかなり変わってしまうので、現実的には5フレットくらいまででしょうか。でも、5フレットにカポを付ければ、オリジナルのキイ(カポ無し)から2音半も上げることが出来ますので、ある程度は対応できるでしょう。
逆に、キイを下げたい場合ですが、これはもう、オリジナルのキイに出てくるコードを、自分に合うキイのコードに変換しなければなりません。
例えば。オリジナルのキイが『Gメジャー』で、そこから1音下げたい場合、キイは『Fメジャー』になりますね。
ですから、コード譜に『G』というコードが出てきたら、コードを(1音下げて)変換して『F』で弾かなければなりません。もちろん、その他の、曲に出てくる全てのコードを変換する必要があります。
これは、カポを使う方法に比べて、かなり面倒な作業です。
ただ、コードを全て自分に合ったキイのコードに変換するこの作業を、少しだけ楽にする方法があります。
それは、『ダイアトニックコードを対応させる方法』です。
この方法には、『ダイアトニックコード』と『♯(♭)の付き方』の知識が必要になります。
例えば、オリジナルのキイがGメジャーの場合、Gメジャーの『ダイアトニックコード』をズラッと書きます。で、自分に合ったキイ(ここではFメジャー)の『ダイアトニックコード』を、先ほど書いたオリジナルのキイのダイアトニックコードの下に書きます。
この対応表を書いておけば、オリジナルの譜面に出てくるコードが、自分に合ったキイのどのコードに対応しているのかが直ぐ分かりますので、少し楽になりますね。
で、ついでに、この表を使って最初にコード譜を全部書き換えてしまえば、それ以後は、コード変換を気にすることなく思う存分練習が出来ます。
以上のような説明を、「キイを下げる必要がある」とおっしゃっていた生徒さんにしましたら・・・
「あらかじめ、全てのキイのダイアトニックコードの対応表を作ってもいいですね?」
と質問されたんです。
エッ!?ハッ、ハイ!その通りです!
お恥ずかしながら、今まで私、たくさんの曲をイロイロなキイに変えて演奏したりアレンジしてきました。簡単なキイの変更なら、対応表を使う必要も無いのですが。ほとんどの場合、その度に新しく対応表を書いてコード変換してきました。
生徒さんのおっしゃるように、全てのキイのダイアトニックコードの対応表を作って、直ぐに見えるところにでも張っておけば、これはとっても便利だと思うんです。特に、キイを頻繁に変える必要がるような場合は、重宝すると思います。
何故、私は今まで気が付かなかったのだろう・・・
という訳で、全てのキイという訳ではないですが、キイに♯(あるいは♭)が付かないもののみの『ダイアトニックコード対応表』を作りました。
※ダイアトニックコードの最初のコードがキイと同じになります。
対応表の使い方は簡単で。オリジナルのキイから、キイを上げたければ下に、下げたければ上に、自分の合うところまで移動して対応したコードを探してください。
それにしても・・・今回に限らず、生徒さん達にはホントにイロイロなことを教わっております。
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Posted by sinya at 23:23
│音楽理論