2013年08月23日
琴爪をギターリストに最適化する~琴爪のカスタマイズ~
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先日、右手親指の爪のヒビが治らないので『爪を伸ばすことを諦めた』ことをお話しました。
ただ、どうしても『指の腹と爪で弾いた時の混ざった音』に未練があって、苦肉の策として、琴を弾く時に使う『琴爪』を購入しイロイロ試してみることにした経緯を記事にしました。
あれから試行錯誤して、今のところ『最も目標に近い形』が出来上がりましたので、ご紹介します。
まずは、カスタマイズする前の形をもう一度見てみます。

ご覧のように、元は四角い形をしています。
この状態でも、実は『四角の角』を使うと、単音弾きはとても良い感じだったんです。私自身、先の尖ったピックが好みということもあるのですが。何もカスタマイズしないでも、単音フレーズを弾くのは楽しかったです。
ただ、この状態のままだと、肝心の『指の腹と爪で弾いた音』が少し出し難かったんです。
『琴爪』を使う本来の目的がそこにありましたので、やはり、その『指の腹と爪で弾いた音』が出やすいようなカスタマイズが必要でした。
で、思考錯誤して、カスタマイズしてみました。結果、こんな形になりました。

かなり『爪』に近い形ですよね。
以前にもご説明したように、『琴爪』は、かなり大きくて厚みがあります。材質も硬いので、ヤスリで好きな形になるまで削るのは相当の時間が掛かります。
ただ、かといって、ペンチやニッパーなどで手早く切ろうとすると、簡単にヒビが入ってしまい、下手をすると使い物にならなくなる可能性があります。
という訳で。整形には、ホビー用の小型ノコギリを使いました。

このノコギリで大まかな形に切断し、あとは滑らかになるまで『爪用のヤスリ』で削りました。
で、肝心の弾き心地ですが・・・
まず、求めていた『指の腹と爪で弾いた音』は、非常に良いです。
弾き易さも音も、求めていたものにかなり近いです。ただ、『琴爪』は人間の爪よりも厚みがあり硬いので、出る音も『キン』とした硬さがあります。この辺りは好みが分かれるかもしれませんが、私は結構好きな音です。
で、『琴爪』で出せる音は、この『指の腹と爪で弾いた時の混ざった音』だけではありません。
少し弾く角度を変えることにより『親指の腹だけを使って出す音』も奏でることが出来ます。
既存のサムピックでは、出すのがかなり難しい音ですね。これが、『琴爪』を使って弾くことの最大の利点だと思います。
この『親指の腹だけを使って出す音』も、カスタマイズして『四角の角』を無くしたことにより、だいぶ出しやすくなりました。
ただし、『親指の腹だけを使って出す音』は、やはり『琴爪』をハメない方が圧倒的に出しやすいのは、仕方ないですね・・・。
このように『琴爪』を付けることによって、『指の腹と爪で弾いた時の混ざった音』と『親指の腹だけを使って出す音』の2種類の音を出すことが出来ます。
これは、既存のピックでは、出すのがほぼ不可能な音です。
これだけでも『琴爪』の利用価値はあると思うのですが、実はさらに出せる音があります。
それが、『ピックを使ったストロークの音』と『ピックを使った単音弾きの音』です。
ここで、カスタマイズした『琴爪』を親指にハメた画像を見てください。

親指の腹と一緒に青色の丸の部分で弾くと『指の腹と爪で弾いた時の混ざった音』が出ます。で、弦に『琴爪』を当てないで親指の腹だけを使って弾けば『親指の腹だけを使って出す音』が奏でられる訳です。
さらに、赤い丸の部分を弦に当てて弾けば『ピックを使ったストロークの音』と『ピックを使った単音弾きの音』を出すことが出来るんです。
これは、カスタマイズしている内に偶然に発見したのですが。
要は、『爪』として使う部分と『ピック』として使う部分を分けた方が、使い勝手が良いのではないかということです。
その結果、上記のような形になったという訳です。
まとめますと。『琴爪』をカスタマイズしたことにより、以下の音が出せる『新しいピック』が出来上がりました。
1.ピックも爪も使わず親指の腹だけを使って出す音
2、親指の腹で出す音と爪(ピック)を使って出す音が混ざった音
3、ピックによるストロークの音
4、ピックによる単音弾きの音
これらの音を1つのピックで出すことは、今まで不可能だったと思います。
それが、今回カスタマイズしたような形のピックであれば、1つのピックで全て出すことが出来るので、これはかなり革命的なような気がするのですが・・・。
ただ、この『琴爪』をカスタマイズした新しいピックにも欠点があります。
それが、『弾き難さ』です。
上記の、このピックで出せる音『2』に関しては、問題なく簡単に出すことが出来ます。が、それ以外の音を出すには、慣れが必要です。
特に、ストロークや単音弾きは、一般的なフラットピックやサムピックとは明らかに親指の角度が違うので、コツが必要なんです。
だたし、押尾コータロー氏のように、もともとピックを使わずに爪だけでストロークはもちろん全ての演奏をこなしてしまうアーティストもいますので。恐らく、全く不可能なことではないと思います。
単に私が今まで、フラットピックやサムピックしか使ってこなかったから弾き難いだけで。練習すれば、問題なくこの新しいピックでストロークも単音弾きも出来るようになるでしょう。
ですから、実際にこの『琴爪』をカスタマイズしたピックで演奏している音源をお聞かせ出来るのは、もう少し先になると思います。
が、いずれは、このピックを使って弾いた音を録音してアップしたいと思っていますので、お楽しみにしていて下さい。
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生田流 琴爪 箏爪 3つセット マジックテープ付 (L)


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ただ、どうしても『指の腹と爪で弾いた時の混ざった音』に未練があって、苦肉の策として、琴を弾く時に使う『琴爪』を購入しイロイロ試してみることにした経緯を記事にしました。
あれから試行錯誤して、今のところ『最も目標に近い形』が出来上がりましたので、ご紹介します。
まずは、カスタマイズする前の形をもう一度見てみます。

ご覧のように、元は四角い形をしています。
この状態でも、実は『四角の角』を使うと、単音弾きはとても良い感じだったんです。私自身、先の尖ったピックが好みということもあるのですが。何もカスタマイズしないでも、単音フレーズを弾くのは楽しかったです。
ただ、この状態のままだと、肝心の『指の腹と爪で弾いた音』が少し出し難かったんです。
『琴爪』を使う本来の目的がそこにありましたので、やはり、その『指の腹と爪で弾いた音』が出やすいようなカスタマイズが必要でした。
で、思考錯誤して、カスタマイズしてみました。結果、こんな形になりました。

かなり『爪』に近い形ですよね。
以前にもご説明したように、『琴爪』は、かなり大きくて厚みがあります。材質も硬いので、ヤスリで好きな形になるまで削るのは相当の時間が掛かります。
ただ、かといって、ペンチやニッパーなどで手早く切ろうとすると、簡単にヒビが入ってしまい、下手をすると使い物にならなくなる可能性があります。
という訳で。整形には、ホビー用の小型ノコギリを使いました。

このノコギリで大まかな形に切断し、あとは滑らかになるまで『爪用のヤスリ』で削りました。
で、肝心の弾き心地ですが・・・
まず、求めていた『指の腹と爪で弾いた音』は、非常に良いです。
弾き易さも音も、求めていたものにかなり近いです。ただ、『琴爪』は人間の爪よりも厚みがあり硬いので、出る音も『キン』とした硬さがあります。この辺りは好みが分かれるかもしれませんが、私は結構好きな音です。
で、『琴爪』で出せる音は、この『指の腹と爪で弾いた時の混ざった音』だけではありません。
少し弾く角度を変えることにより『親指の腹だけを使って出す音』も奏でることが出来ます。
既存のサムピックでは、出すのがかなり難しい音ですね。これが、『琴爪』を使って弾くことの最大の利点だと思います。
この『親指の腹だけを使って出す音』も、カスタマイズして『四角の角』を無くしたことにより、だいぶ出しやすくなりました。
ただし、『親指の腹だけを使って出す音』は、やはり『琴爪』をハメない方が圧倒的に出しやすいのは、仕方ないですね・・・。
このように『琴爪』を付けることによって、『指の腹と爪で弾いた時の混ざった音』と『親指の腹だけを使って出す音』の2種類の音を出すことが出来ます。
これは、既存のピックでは、出すのがほぼ不可能な音です。
これだけでも『琴爪』の利用価値はあると思うのですが、実はさらに出せる音があります。
それが、『ピックを使ったストロークの音』と『ピックを使った単音弾きの音』です。
ここで、カスタマイズした『琴爪』を親指にハメた画像を見てください。

親指の腹と一緒に青色の丸の部分で弾くと『指の腹と爪で弾いた時の混ざった音』が出ます。で、弦に『琴爪』を当てないで親指の腹だけを使って弾けば『親指の腹だけを使って出す音』が奏でられる訳です。
さらに、赤い丸の部分を弦に当てて弾けば『ピックを使ったストロークの音』と『ピックを使った単音弾きの音』を出すことが出来るんです。
これは、カスタマイズしている内に偶然に発見したのですが。
要は、『爪』として使う部分と『ピック』として使う部分を分けた方が、使い勝手が良いのではないかということです。
その結果、上記のような形になったという訳です。
まとめますと。『琴爪』をカスタマイズしたことにより、以下の音が出せる『新しいピック』が出来上がりました。
1.ピックも爪も使わず親指の腹だけを使って出す音
2、親指の腹で出す音と爪(ピック)を使って出す音が混ざった音
3、ピックによるストロークの音
4、ピックによる単音弾きの音
これらの音を1つのピックで出すことは、今まで不可能だったと思います。
それが、今回カスタマイズしたような形のピックであれば、1つのピックで全て出すことが出来るので、これはかなり革命的なような気がするのですが・・・。
ただ、この『琴爪』をカスタマイズした新しいピックにも欠点があります。
それが、『弾き難さ』です。
上記の、このピックで出せる音『2』に関しては、問題なく簡単に出すことが出来ます。が、それ以外の音を出すには、慣れが必要です。
特に、ストロークや単音弾きは、一般的なフラットピックやサムピックとは明らかに親指の角度が違うので、コツが必要なんです。
だたし、押尾コータロー氏のように、もともとピックを使わずに爪だけでストロークはもちろん全ての演奏をこなしてしまうアーティストもいますので。恐らく、全く不可能なことではないと思います。
単に私が今まで、フラットピックやサムピックしか使ってこなかったから弾き難いだけで。練習すれば、問題なくこの新しいピックでストロークも単音弾きも出来るようになるでしょう。
ですから、実際にこの『琴爪』をカスタマイズしたピックで演奏している音源をお聞かせ出来るのは、もう少し先になると思います。
が、いずれは、このピックを使って弾いた音を録音してアップしたいと思っていますので、お楽しみにしていて下さい。
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Posted by sinya at 23:30
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