2013年06月12日
ピックを使わずに練習することの必要性
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当教室に通っていらっしゃるアコースティックギターの生徒さんたちは、全くギターの経験が無い状態から通い始めた方から、ある程度のコードは知っていてストロークもアルペジオも出来る状態で通い始めた方まで、様々なレベルの方が来られます。
ただ、その様々なレベルの生徒さんのほとんどが、最初はピックを一切使わずにレッスンを受けているんです。
これは、私が「ピックは使わないで下さい」と指示している訳ではありません。
どんなレベルの方でも、最初にCメジャースケールを習得してもらうのですが。その場合も、ほとんどの方がピックを使わずに『右手の親指』を使って演奏しています。
コードストロークやアルペジオの練習に関しても、その傾向は変わりません。ほとんどの方が、ピックを使わずに練習するんです。というか『使おうとしない』と言った方が的確かもしれません。
全くギター経験の無い方たちが『ピックを使わない理由』は分かるんです。『使わない』ではなく『使い方を知らない』ということですから。
ただ、ある程度の経験者の方でも、ほとんどの場合が、最初はピックを使わずにレッスンを受けていらっしゃいます。
私の方も、その状況を見て、無理に「ピックを使いましょう」とは言いません。
当教室では、まず『Cメジャースケールのフォームを覚えること』が最優先となりますので。「右手は、音がしっかり出るかの確認程度に使えば良いですよ」と言っています。
みなさんがピックを使わない理由は、イロイロあると思いますが。
私としては、どんな理由にせよ『ピックを使わずに練習』することは、非常に良いことだと思っているんです。
ちょっと例えが的確なのか分かりませんが。野球の守備の練習で、グラブ捌きを習得する為に、あえてグラブをはめずに素手でボールを捌く練習をするのと似ているのかもしれません。
ピックを使わずに練習することで、弦にダイレクトに力を加えることができ、逆に、弦からダイレクトに振動を感じ取ることが出来ますね。タイミングや力加減を体で覚えるという意味では、ピックを使わずに練習することは、非常に効果的だと思っています。
『音を出す』ということに関しての感性を、自然と磨くことが可能なんですね。
ただ、そうやって『音を出す』ということを体で覚えることが出来ると、その内に必ず、ピックが無いことに対する『限界』を感じてくるんです。
素手で野球のボールをキャッチする練習をしていても、必ずその『限界』を身を持って感じると思います。だからこそ、グラブの必要性や扱い方、優位性をより深く理解できてくるんですね。素手でどんな打球も処理できたら、グラブは必要ない訳ですから。
素手によって『音を出す』ことに対する感性を磨いたからこそ、ピックの必要性や扱い方、優位性をより深く理解できるんです。
当教室の生徒さんたちも、ある程度『ピックを使わずに練習』することで、自らその『限界』を感じ取って、必ず次の段階として「ピックを使った方が良いでしょうか?」という疑問を投げ掛けてきてくれるんです。
その疑問が浮かんだ時、その生徒さんは『ピックを使えるレベルに達した』と、私は判断します。
その後は、その生徒さんに合ったピッキングの方法、例えば、どんな形のどんな硬さのピックを使うのか、フラットピックを使うのかサムピックを使うのか、ピックでストロークをするのかアルペジオをするのか。生徒さんとイロイロと話し合いながら、今の段階や演奏する楽曲によって、最適なピッキングの方法を模索することになります。
この作業が、とても楽しいんですね。
このように。どのレベルの生徒さんも、ピックを使うまでに散々『ピックを使わずに練習』していますので。いざピックを使う段になっても、それほど抵抗が無くスムーズにピックでの演奏を楽しめる訳です。
ですから、生徒さん達が『ピックを使わずに練習』することに関して、私はその理由も詮索しませんし。あるいは、こちらから「そろそろピックを使いましょう」とも言いません。その方が、圧倒的に生徒さんたちの上達に役に立つからです。
ただ、ピックを使わずにたくさん練習して、『音を出す』ことに関しての感性を身に着けたとしても、習得するのに苦労するピッキング方法があるんです。
それが、『フラットピックを使ったコードストローク』です。
次回は、この『フラットピックを使ったコードストローク』について詳しく検証してみたいと思います。
次の記事はこちら→【フラットピックを使ったコードストロークのコツ】
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当教室に通っていらっしゃるアコースティックギターの生徒さんたちは、全くギターの経験が無い状態から通い始めた方から、ある程度のコードは知っていてストロークもアルペジオも出来る状態で通い始めた方まで、様々なレベルの方が来られます。
ただ、その様々なレベルの生徒さんのほとんどが、最初はピックを一切使わずにレッスンを受けているんです。
これは、私が「ピックは使わないで下さい」と指示している訳ではありません。
どんなレベルの方でも、最初にCメジャースケールを習得してもらうのですが。その場合も、ほとんどの方がピックを使わずに『右手の親指』を使って演奏しています。
コードストロークやアルペジオの練習に関しても、その傾向は変わりません。ほとんどの方が、ピックを使わずに練習するんです。というか『使おうとしない』と言った方が的確かもしれません。
全くギター経験の無い方たちが『ピックを使わない理由』は分かるんです。『使わない』ではなく『使い方を知らない』ということですから。
ただ、ある程度の経験者の方でも、ほとんどの場合が、最初はピックを使わずにレッスンを受けていらっしゃいます。
私の方も、その状況を見て、無理に「ピックを使いましょう」とは言いません。
当教室では、まず『Cメジャースケールのフォームを覚えること』が最優先となりますので。「右手は、音がしっかり出るかの確認程度に使えば良いですよ」と言っています。
みなさんがピックを使わない理由は、イロイロあると思いますが。
私としては、どんな理由にせよ『ピックを使わずに練習』することは、非常に良いことだと思っているんです。
ちょっと例えが的確なのか分かりませんが。野球の守備の練習で、グラブ捌きを習得する為に、あえてグラブをはめずに素手でボールを捌く練習をするのと似ているのかもしれません。
ピックを使わずに練習することで、弦にダイレクトに力を加えることができ、逆に、弦からダイレクトに振動を感じ取ることが出来ますね。タイミングや力加減を体で覚えるという意味では、ピックを使わずに練習することは、非常に効果的だと思っています。
『音を出す』ということに関しての感性を、自然と磨くことが可能なんですね。
ただ、そうやって『音を出す』ということを体で覚えることが出来ると、その内に必ず、ピックが無いことに対する『限界』を感じてくるんです。
素手で野球のボールをキャッチする練習をしていても、必ずその『限界』を身を持って感じると思います。だからこそ、グラブの必要性や扱い方、優位性をより深く理解できてくるんですね。素手でどんな打球も処理できたら、グラブは必要ない訳ですから。
素手によって『音を出す』ことに対する感性を磨いたからこそ、ピックの必要性や扱い方、優位性をより深く理解できるんです。
当教室の生徒さんたちも、ある程度『ピックを使わずに練習』することで、自らその『限界』を感じ取って、必ず次の段階として「ピックを使った方が良いでしょうか?」という疑問を投げ掛けてきてくれるんです。
その疑問が浮かんだ時、その生徒さんは『ピックを使えるレベルに達した』と、私は判断します。
その後は、その生徒さんに合ったピッキングの方法、例えば、どんな形のどんな硬さのピックを使うのか、フラットピックを使うのかサムピックを使うのか、ピックでストロークをするのかアルペジオをするのか。生徒さんとイロイロと話し合いながら、今の段階や演奏する楽曲によって、最適なピッキングの方法を模索することになります。
この作業が、とても楽しいんですね。
このように。どのレベルの生徒さんも、ピックを使うまでに散々『ピックを使わずに練習』していますので。いざピックを使う段になっても、それほど抵抗が無くスムーズにピックでの演奏を楽しめる訳です。
ですから、生徒さん達が『ピックを使わずに練習』することに関して、私はその理由も詮索しませんし。あるいは、こちらから「そろそろピックを使いましょう」とも言いません。その方が、圧倒的に生徒さんたちの上達に役に立つからです。
ただ、ピックを使わずにたくさん練習して、『音を出す』ことに関しての感性を身に着けたとしても、習得するのに苦労するピッキング方法があるんです。
それが、『フラットピックを使ったコードストローク』です。
次回は、この『フラットピックを使ったコードストローク』について詳しく検証してみたいと思います。
次の記事はこちら→【フラットピックを使ったコードストロークのコツ】
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Posted by sinya at 01:08
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