2013年07月13日
開放を使ったCメジャースケールの練習
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先日、『運指』と『ピッキング』のトレーニングとして『Cメジャースケールが良いですよ!』と記事に書きました。
関連記事【クロマチック・トレーニングは有効か?】
Cメジャースケールは、意外と複雑な運指で、イロイロなパターンが考えられ、実践で直ぐに使えます。さらに、このスケールの中には、理論的な秘密がイッパイ隠されていますので、トレーニングとしては一石二鳥~四鳥ぐらいの効果があると思います。
ブログにも何回となく書いてきましたが。当教室では、この『Cメジャースケール』を、もう体験レッスンの時点で題材として取り上げていますので。生徒さん、特にギターを弾くのが初めての生徒さんにとっては、最初にギターで弾くのが『Cメジャースケール』ということにないます。
もちろん、レッスンではそれ以後も、この『Cメジャースケール』の技術的・理論的な完全習得を目指すことになります。
で、当教室で生徒さんにお配りしている『Cメジャースケール』のテキストは、以下のようになります。

これは、5弦にルートがあるパターンです。で、ご覧のように、開放弦の音は使っていません。開放を使わないことで、他のキイのスケールを弾く場合でも、全く『同じ形』で使うことが出来るからです。
例えば、『Dメジャースケール』を弾きたければ、5弦のルートを『D』、すなわち、5弦の5フレットからスタートして、上記と『同じ形』のフォームを弾けばよい訳ですね。
この『同じ形で他のキイにも対応できる』のは、ギターの最大の特徴ですね。例えばピアノでは、こうはいきませんから。
一方。同じCメジャースケールでも、開放弦の音を使ったフォームにすると、『同じ形』のフォームでキイの違うスケールを弾くことが不可能になります。
『開放を使ったCメジャースケール』は、以下のようになります。

ギターの開放弦の音は、6弦から『ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ』になっていますね。で、これらの音は♯も♭も付かないので、全て『Cメジャースケールに含まれる音』になります。
ですから、開放を使ってもCメジャースケールを弾くことは可能となります。
ただ、先ほども書きましたように、このように『開放を使かったCメジャースケール』は、他のキイに『同じ形』で応用することが出来ませんので。当教室では、まず始めに、応用性の高い『開放を使用しないCメジャースケール』を覚えてもらう訳です。
それでは、『開放を使ったCメジャースケール』は練習する必要が無いのでしょうか?
イヤイヤ、そんなことはありませんよ!
開放を使ったCメジャースケールも、余裕があれば絶対に練習した方が良いです。それは、応用性とは違った開放を使うからこその有利性があるからです。
開放を使ったCメジャースケールを使う利点を、思いつくまま書いてみます。
1、低い位置でのスケールなので、ローコードとの相性が良い。
2、ローコードに装飾的な音として加えるのに便利。
3、全ての音を押さえなくてもスケールが弾ける。
4、弦を押さえなくて済む音があるので、簡単に速く弾くことが出来る。
5、開放の音はミスタッチがないのでキレイに響く。
まだまだ、Cメジャースケールに開放を使う利点はあると思いますが。取りあえずこれだけでも、「楽曲にかなり有効に使えるかもしれない!」という感じがします。
私は一時期、日本のフォークソングを弾いていましたが。その時には、ローコードと非常に相性の良い『開放を使ったCメジャースケール』は、絶対に欠かすことの出来ないアイテムでした。
そして、『ブルーグラス』もまた、『開放を使ったCメジャースケール』の威力をフルに利用するジャンルであるといえると思います。
『ブルーグラス』でのギター演奏のテクニックに『フラットピッキング』というものがあります。
これは、開放弦の音を使い、フラットピックでピッキングすることで、独特のリズムとスピード感を表現する奏法です。
『ブルーグラス』では、CあるいはGのキイを基本に考えることが多いのは、この為だったんですね。(曲のキイがDやAの時も、カポを使ってフォームはCやGを使うことが多いようです)
キイがGの場合、当然『Gメジャースケール』を使う訳ですが。ギターの開放『ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ』は、Gメジャースケールにも含まれる音ですね。(キイGはFに♯が1つ付くだけです)
要は、キイがCあるいはGなら、開放弦の音をフルに活用できるという訳です。
文章ばかりでは、『ブルーグラス』の開放弦を使った独特の雰囲気が伝わりませんので。
ここで『フラットピッキングの基礎を確立した』といわれる盲目のギターリスト『ドック・ワトソン』氏の演奏を聴いてみましょう。
この曲は、ドック氏の代表作『ブラック・マウンテン・ラグ』という曲です。映像は、教則ビデオのものらしいので、そのテクニックを十分に堪能できる仕組みになっていますね。
この独特のリズムとスピード感、そして、その中にある優しさと懐かしさは、この開放弦の音をフルに活用したテクニックと、ドック氏の人柄との合わせ技ですね。
私、この感じがとても好きなんです。
で、この独特のリズムとスピード感に欠かせない要素が、開放弦の音を活用すること以外に、もう1つあるんです。
それが『オルタネイト・ピッキング』です。
動画をご覧になると分かると思いますが、『拍の表でダウン・拍の裏でアップ』というオルタネイト・ピッキングを、常に規則正しく行っていますね。これは、最も効率的かつスムーズなピッキングになりますので、ブルーグラスの独特のスピード感を出すにはもちろん、その他のジャンルでも、ギターのピッキングにおいて絶対に欠かすことの出来ないテクニックとなります。
以上のように、ブルーグラスあるいはカントリーといわれる、アメリカ産まれのジャンルで使用される『フラット・ピッキング』というテクニックは、Cメジャースケールを覚える上でも、ピッキングを覚える上でも、非常に参考になるといえます。
しかも、その楽曲は、とても優しく懐かしく、そして、楽しいものが多いです。
もし「楽しくCメジャースケールの練習がしたい!」「カッコイイ曲でオルタネイト・ピッキングの練習をしたい!」と思った方は、ブルーグラスなどの名曲を練習するのもひとつの手段ですね。お勧めします。
初心者向けという訳では無いですがこんな教則本もあります!
絶対にわかる! 弾けるブルーグラス・ギター 【DVD付】


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ブログにも何回となく書いてきましたが。当教室では、この『Cメジャースケール』を、もう体験レッスンの時点で題材として取り上げていますので。生徒さん、特にギターを弾くのが初めての生徒さんにとっては、最初にギターで弾くのが『Cメジャースケール』ということにないます。
もちろん、レッスンではそれ以後も、この『Cメジャースケール』の技術的・理論的な完全習得を目指すことになります。
で、当教室で生徒さんにお配りしている『Cメジャースケール』のテキストは、以下のようになります。
これは、5弦にルートがあるパターンです。で、ご覧のように、開放弦の音は使っていません。開放を使わないことで、他のキイのスケールを弾く場合でも、全く『同じ形』で使うことが出来るからです。
例えば、『Dメジャースケール』を弾きたければ、5弦のルートを『D』、すなわち、5弦の5フレットからスタートして、上記と『同じ形』のフォームを弾けばよい訳ですね。
この『同じ形で他のキイにも対応できる』のは、ギターの最大の特徴ですね。例えばピアノでは、こうはいきませんから。
一方。同じCメジャースケールでも、開放弦の音を使ったフォームにすると、『同じ形』のフォームでキイの違うスケールを弾くことが不可能になります。
『開放を使ったCメジャースケール』は、以下のようになります。
ギターの開放弦の音は、6弦から『ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ』になっていますね。で、これらの音は♯も♭も付かないので、全て『Cメジャースケールに含まれる音』になります。
ですから、開放を使ってもCメジャースケールを弾くことは可能となります。
ただ、先ほども書きましたように、このように『開放を使かったCメジャースケール』は、他のキイに『同じ形』で応用することが出来ませんので。当教室では、まず始めに、応用性の高い『開放を使用しないCメジャースケール』を覚えてもらう訳です。
それでは、『開放を使ったCメジャースケール』は練習する必要が無いのでしょうか?
イヤイヤ、そんなことはありませんよ!
開放を使ったCメジャースケールも、余裕があれば絶対に練習した方が良いです。それは、応用性とは違った開放を使うからこその有利性があるからです。
開放を使ったCメジャースケールを使う利点を、思いつくまま書いてみます。
1、低い位置でのスケールなので、ローコードとの相性が良い。
2、ローコードに装飾的な音として加えるのに便利。
3、全ての音を押さえなくてもスケールが弾ける。
4、弦を押さえなくて済む音があるので、簡単に速く弾くことが出来る。
5、開放の音はミスタッチがないのでキレイに響く。
まだまだ、Cメジャースケールに開放を使う利点はあると思いますが。取りあえずこれだけでも、「楽曲にかなり有効に使えるかもしれない!」という感じがします。
私は一時期、日本のフォークソングを弾いていましたが。その時には、ローコードと非常に相性の良い『開放を使ったCメジャースケール』は、絶対に欠かすことの出来ないアイテムでした。
そして、『ブルーグラス』もまた、『開放を使ったCメジャースケール』の威力をフルに利用するジャンルであるといえると思います。
『ブルーグラス』でのギター演奏のテクニックに『フラットピッキング』というものがあります。
これは、開放弦の音を使い、フラットピックでピッキングすることで、独特のリズムとスピード感を表現する奏法です。
『ブルーグラス』では、CあるいはGのキイを基本に考えることが多いのは、この為だったんですね。(曲のキイがDやAの時も、カポを使ってフォームはCやGを使うことが多いようです)
キイがGの場合、当然『Gメジャースケール』を使う訳ですが。ギターの開放『ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ』は、Gメジャースケールにも含まれる音ですね。(キイGはFに♯が1つ付くだけです)
要は、キイがCあるいはGなら、開放弦の音をフルに活用できるという訳です。
文章ばかりでは、『ブルーグラス』の開放弦を使った独特の雰囲気が伝わりませんので。
ここで『フラットピッキングの基礎を確立した』といわれる盲目のギターリスト『ドック・ワトソン』氏の演奏を聴いてみましょう。
この曲は、ドック氏の代表作『ブラック・マウンテン・ラグ』という曲です。映像は、教則ビデオのものらしいので、そのテクニックを十分に堪能できる仕組みになっていますね。
この独特のリズムとスピード感、そして、その中にある優しさと懐かしさは、この開放弦の音をフルに活用したテクニックと、ドック氏の人柄との合わせ技ですね。
私、この感じがとても好きなんです。
で、この独特のリズムとスピード感に欠かせない要素が、開放弦の音を活用すること以外に、もう1つあるんです。
それが『オルタネイト・ピッキング』です。
動画をご覧になると分かると思いますが、『拍の表でダウン・拍の裏でアップ』というオルタネイト・ピッキングを、常に規則正しく行っていますね。これは、最も効率的かつスムーズなピッキングになりますので、ブルーグラスの独特のスピード感を出すにはもちろん、その他のジャンルでも、ギターのピッキングにおいて絶対に欠かすことの出来ないテクニックとなります。
以上のように、ブルーグラスあるいはカントリーといわれる、アメリカ産まれのジャンルで使用される『フラット・ピッキング』というテクニックは、Cメジャースケールを覚える上でも、ピッキングを覚える上でも、非常に参考になるといえます。
しかも、その楽曲は、とても優しく懐かしく、そして、楽しいものが多いです。
もし「楽しくCメジャースケールの練習がしたい!」「カッコイイ曲でオルタネイト・ピッキングの練習をしたい!」と思った方は、ブルーグラスなどの名曲を練習するのもひとつの手段ですね。お勧めします。
初心者向けという訳では無いですがこんな教則本もあります!
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Posted by sinya at 01:02
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