2013年09月18日
お勧め教則本1『ギターで覚える音楽理論』
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独学でギターの習得を目指す方にとって、教則本は欠かせないツールとなりますよね。
私も、ギターを始めた直後から、そりゃあたくさんの教則本を買いました。
もちろん今でも、勉強のため、気になった教則本はなるべく購入することにしています。
新しい教則本によって、自分自身の知識や技術を向上させる目的もありますが。それと同時に、レッスンでの活用や、生徒さんたちになるべく良い内容の本をご紹介できるようにしたいという目的も大きいです。
そんな、私が選んで購入した教則本の中で、特にお勧めできるものを、これから時々ブログにてご紹介していきます。
ホントにお勧めできるものは、それほど多くないのですが。参考にして頂けたら幸いです。
ただし、私の手元には、『初心者用』の教則本はほとんどありません。
今は、教則本が本当に充実していて、CD付きが当たり前、DVDが付いたものも珍しくありませんね。『初心者用』の教則本に関しても、どれも本当に見やすく分かりやすく作られていると思います。
恐らく、どれを選んでも最新のものでしたら問題ないと思いますし、内容的にもあまり変わらないかもしれませんね。
『初心者用』の教則本を購入する場合は、楽器店などで実際に手に取って、あるいは、スタッフの方に聞いてみて、手に入れて頂ければ良いと思います。
ただ、出来れば、ギターを始めたばかりのこの大切な期間は、教室で講師の方に教わるのが一番だと思います。
もっとも、講師にもイロイロな人がいらっしゃると思いますので。相性の良い講師との出会いは、良い教則本を手に入れるよりも難しいかもしれませんが・・・。
いずれにしましても、これからブログでご紹介していくお勧めの教則本は、ある程度、理論的にも技術的にも取得していることを前提としてご紹介させて頂きます。
ある程度ギターが弾けるようになって、「レベルアップのために次に何をしたらイイのかな?」と考えていらっしゃる方にとって、「こんな方向性はいかがですか?」とご提案させて頂く感じになる訳です。
とはいっても、その『ある程度弾ける』というのがどれぐらいのレベルなのかが問題ですよね。どれぐらい習得できていれば良いのか、その例を挙げておきます。ただ、あくまでも目安ということでご了承ください。
〇五線譜に書かれている音符が読める(スラスラ読めなくてもOK)。
〇音符のリズム読みが出来る。
〇TAB譜が読める。
〇基本的なコードが(ローコード・ハイコードとも)押さえられる。
〇フィンガーピッキングがある程度できる(アコギに限る)。
〇疑問を解決する手段がある(質問できる人がいたり、ネット検索が出来る)。
以上のことが出来れば、私がご紹介する教則本を手に入れても、十分に内容を把握し習得していくことは可能だと思います。
ちなみに、当教室の生徒さんの場合ですと、3~6ヶ月ほど通ってくださっている方なら、十分にご紹介する教則本が役に立つと思いますが。そもそも、それらの教則本の内容を、私が噛み砕いて分かりやすいように咀嚼したものをレッスンでお教えしていますので、教則本は必要がないのかもしれませんね。
スミマセン、また前置きが長くなってしまいましたが。
本日の、お勧めの教則本1をご紹介します。
まずは、私が『教室を始めるキカッケ』となったと言っても過言ではない教則本です。
養父貴 著 『ギターで覚える音楽理論』 リットーミュージック

この本を手に入れたのは、教室を始めようと決める数年前です。この本がなければ、教室を始めることは出来なかったですし。仮に教室を始めたとしても、理論を教えることは不可能だったと思います。
とにもかくにも、この本の最も重要かつ特徴的な部分は、最初の章『Part1基礎的な知識』です。
特に、その章の中の『メジャースケール出現の理由』という項目は、私の今までの音楽理論の考え方を180度変えてしまいました。
その項目は、7ページほどで、それほど詳細に解説されている訳ではないのですが。『もっともっと深く追求したい!』という欲求を掻き立てるには十分の内容でした。
この項目を読んで以来、しばらくはインターネットで検索しては読んで、読んでは検索しての繰り返しで。そこで得た知識が、レッスンでの理論の解説の骨組みになっている訳です。
『追求したい!』という欲求を掻き立ててくれたという意味で、これほど役に立った教則本は過去にありませんでした。
さらに、『ブルースの音楽理論的な考察』という項目も、ブルースの発展の歴史から理論的な考察まで、解説がとても新鮮で。この部分でも、『更に追求したい!』とう欲求が大いに刺激されました。
当教室では、『ブルースの解説』を、かなり自信をもって生徒さんにお伝えすることが出来ています。
それは、この教則本の『ブルースの音楽理論的な考察』を元に勉強し、さらに分かりやすく、ギターで表現できるように、私の考え方も加えて作り上げた『ブルースの解説』になるからなんです。
さらに言えば、この『更なる追求』によって、私自身のブルースの演奏スタイルもだいぶ変わっただろうと思います。
このように、この本だけでは完全な理解にまでは至らないかもしれませんが。今までの理論の解説書とは違うアプローチの仕方によって、かなり『探求心』が刺激されるというのが、この教則本の最大の特徴だと思います。
ご紹介した項目以外は、確かにギターリストにとって分かりやすい内容で、理論の解説書にしては珍しくCDも付属していますが、他の教則本とそれほどの差は無いかもしれません。
ただ、教則本とは、本来『読み手の探求心や知識欲をいかに刺激するのか』という部分が最も大切なのではないかと思わせてくれたことは、私にって、非常にありがたいことでした。
なぜなら『探求心や知識欲をいかに刺激すか』というのは、ギター教室にとっても最大かつ最重要な課題の1つとなるからです。
その方法論を、この教則本から教えてもらいました。
今日のお勧め教則本は、こんな方にお勧めです。
〇メジャースケールの成り立ちと重要性を知りたい!
〇ギターに特化した理論を、かなり深くまで知りたい!
〇ブルースの成り立ちや理論的な考え方を知りたい!
〇実践的でプロ・ギタリスト的な視点での理論の解釈を知りたい!
〇『探求心』を刺激してもらいたい!
そんなギターリストの方、こちらをどうぞ!
Amazonで見る↓
CD付き ギターで覚える音楽理論 確信を持ってプレイするために 養父貴 著


☆厳選!ギターを始めたばかりの方にお勧めの記事3つ!
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独学でギターの習得を目指す方にとって、教則本は欠かせないツールとなりますよね。
私も、ギターを始めた直後から、そりゃあたくさんの教則本を買いました。
もちろん今でも、勉強のため、気になった教則本はなるべく購入することにしています。
新しい教則本によって、自分自身の知識や技術を向上させる目的もありますが。それと同時に、レッスンでの活用や、生徒さんたちになるべく良い内容の本をご紹介できるようにしたいという目的も大きいです。
そんな、私が選んで購入した教則本の中で、特にお勧めできるものを、これから時々ブログにてご紹介していきます。
ホントにお勧めできるものは、それほど多くないのですが。参考にして頂けたら幸いです。
ただし、私の手元には、『初心者用』の教則本はほとんどありません。
今は、教則本が本当に充実していて、CD付きが当たり前、DVDが付いたものも珍しくありませんね。『初心者用』の教則本に関しても、どれも本当に見やすく分かりやすく作られていると思います。
恐らく、どれを選んでも最新のものでしたら問題ないと思いますし、内容的にもあまり変わらないかもしれませんね。
『初心者用』の教則本を購入する場合は、楽器店などで実際に手に取って、あるいは、スタッフの方に聞いてみて、手に入れて頂ければ良いと思います。
ただ、出来れば、ギターを始めたばかりのこの大切な期間は、教室で講師の方に教わるのが一番だと思います。
もっとも、講師にもイロイロな人がいらっしゃると思いますので。相性の良い講師との出会いは、良い教則本を手に入れるよりも難しいかもしれませんが・・・。
いずれにしましても、これからブログでご紹介していくお勧めの教則本は、ある程度、理論的にも技術的にも取得していることを前提としてご紹介させて頂きます。
ある程度ギターが弾けるようになって、「レベルアップのために次に何をしたらイイのかな?」と考えていらっしゃる方にとって、「こんな方向性はいかがですか?」とご提案させて頂く感じになる訳です。
とはいっても、その『ある程度弾ける』というのがどれぐらいのレベルなのかが問題ですよね。どれぐらい習得できていれば良いのか、その例を挙げておきます。ただ、あくまでも目安ということでご了承ください。
〇五線譜に書かれている音符が読める(スラスラ読めなくてもOK)。
〇音符のリズム読みが出来る。
〇TAB譜が読める。
〇基本的なコードが(ローコード・ハイコードとも)押さえられる。
〇フィンガーピッキングがある程度できる(アコギに限る)。
〇疑問を解決する手段がある(質問できる人がいたり、ネット検索が出来る)。
以上のことが出来れば、私がご紹介する教則本を手に入れても、十分に内容を把握し習得していくことは可能だと思います。
ちなみに、当教室の生徒さんの場合ですと、3~6ヶ月ほど通ってくださっている方なら、十分にご紹介する教則本が役に立つと思いますが。そもそも、それらの教則本の内容を、私が噛み砕いて分かりやすいように咀嚼したものをレッスンでお教えしていますので、教則本は必要がないのかもしれませんね。
スミマセン、また前置きが長くなってしまいましたが。
本日の、お勧めの教則本1をご紹介します。
まずは、私が『教室を始めるキカッケ』となったと言っても過言ではない教則本です。
養父貴 著 『ギターで覚える音楽理論』 リットーミュージック

この本を手に入れたのは、教室を始めようと決める数年前です。この本がなければ、教室を始めることは出来なかったですし。仮に教室を始めたとしても、理論を教えることは不可能だったと思います。
とにもかくにも、この本の最も重要かつ特徴的な部分は、最初の章『Part1基礎的な知識』です。
特に、その章の中の『メジャースケール出現の理由』という項目は、私の今までの音楽理論の考え方を180度変えてしまいました。
その項目は、7ページほどで、それほど詳細に解説されている訳ではないのですが。『もっともっと深く追求したい!』という欲求を掻き立てるには十分の内容でした。
この項目を読んで以来、しばらくはインターネットで検索しては読んで、読んでは検索しての繰り返しで。そこで得た知識が、レッスンでの理論の解説の骨組みになっている訳です。
『追求したい!』という欲求を掻き立ててくれたという意味で、これほど役に立った教則本は過去にありませんでした。
さらに、『ブルースの音楽理論的な考察』という項目も、ブルースの発展の歴史から理論的な考察まで、解説がとても新鮮で。この部分でも、『更に追求したい!』とう欲求が大いに刺激されました。
当教室では、『ブルースの解説』を、かなり自信をもって生徒さんにお伝えすることが出来ています。
それは、この教則本の『ブルースの音楽理論的な考察』を元に勉強し、さらに分かりやすく、ギターで表現できるように、私の考え方も加えて作り上げた『ブルースの解説』になるからなんです。
さらに言えば、この『更なる追求』によって、私自身のブルースの演奏スタイルもだいぶ変わっただろうと思います。
このように、この本だけでは完全な理解にまでは至らないかもしれませんが。今までの理論の解説書とは違うアプローチの仕方によって、かなり『探求心』が刺激されるというのが、この教則本の最大の特徴だと思います。
ご紹介した項目以外は、確かにギターリストにとって分かりやすい内容で、理論の解説書にしては珍しくCDも付属していますが、他の教則本とそれほどの差は無いかもしれません。
ただ、教則本とは、本来『読み手の探求心や知識欲をいかに刺激するのか』という部分が最も大切なのではないかと思わせてくれたことは、私にって、非常にありがたいことでした。
なぜなら『探求心や知識欲をいかに刺激すか』というのは、ギター教室にとっても最大かつ最重要な課題の1つとなるからです。
その方法論を、この教則本から教えてもらいました。
今日のお勧め教則本は、こんな方にお勧めです。
〇メジャースケールの成り立ちと重要性を知りたい!
〇ギターに特化した理論を、かなり深くまで知りたい!
〇ブルースの成り立ちや理論的な考え方を知りたい!
〇実践的でプロ・ギタリスト的な視点での理論の解釈を知りたい!
〇『探求心』を刺激してもらいたい!
そんなギターリストの方、こちらをどうぞ!
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☆厳選!ギターを始めたばかりの方にお勧めの記事3つ!
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Posted by sinya at 23:39
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