2012年05月14日
Eメロ
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昨日のテレビで、『Mr.Children』が演奏している姿を久し振りに見ました。
デビュー20周年を迎えて尚、第一線で活躍する相変わらずの存在感。なのに、何となく学生バンドのような初々しさを感じさせる良い意味での素人っぽさ。カッコイイですね。
ボーカルの桜井さんの凄さは言うに及ばずですが。バックのメンバー、特にギターの田原さんとベースの中川さんの『演奏に集中しボーカルを引き立たせるテクニック』は最高だと思います。
プロデューサーの小林さんの力はやはり偉大ですが。それでも、ミスチルはやっぱり4人でミスチルなんだな~と思った訳です。
私も、『Mr.Children』は、初期のころから『Atomic Heart』まではとてもよく聴いていました。それ以後は段々と離れてしまいましたが・・・。
作曲や編曲の勉強として、参考に(真似)させてもらったこともたくさんありました。
で、ミスチルの曲には、デビュー当時から最近の曲に至るまで一貫してある特徴があります。
それは『Eメロ』の存在です。
ミスチルのようなロックポップス系の曲は、<Aメロ・Bメロ・サビ>という構成が多いですね。
Aメロ(メロディ)とは、歌い出しの部分です。起承転結の『起』の部分ですね。
歌い出しにサビのメロディがくる曲もありますが、その場合は、最初のサビの後に続くメロディがAメロと考えて良いと思います。
Bメロとは、Aメロのメロディや詞を受けてその後に続きます。『承』の部分ですね。
サビを盛り上げる為の重要な役割を担います。
サビとは、その曲の中で最も印象的で盛り上がる部分です。『転』の部分ですね。
メロディも詞も、一番伝えたい部分をサビに持ってくることが多いと思います。
ミスチルに限らず最近のポップスでは、Bメロの後さらにCメロ・Dメロと続く場合もあります。
その場合、特にDメロまでいくと、相当にサビが強烈でないと曲自体が間延びした感じになってしまいますが。今は、それを逆に利用している感じもあります。
サビを待たせて待たせてジリジリさせて、急に曲調を変えた強烈なサビに持っていく。カラオケでは盛り上がるパターンかもしれません。
さて、ではミスチルの曲で特徴的な『Eメロ』とはいったいどんなものでしょう。
そもそも『Eメロ』という言葉自体、誰が言い出したか不明です。もしかすると私自身が勝手に使っているだけかもしれないので、その部分はご了承下さい。
ただ、ミスチルの曲の多くに、Aメロ~サビまでとは明らかに違うメロディが入っているのは事実です。
そのメロディは、2回目のサビの後の間奏前や間奏後に入ることが多いです。
Aメロ~サビは曲中に何回か出てくるのに対し、Eメロは曲中に1回だけです。
この『1回だけ』というのが、Eメロの最大の特徴でEメロたる所以なのです。
『Mr.Children』のデビュー曲『君がいた夏』は、私が今でも一番好きな曲ですが、この時からすでにEメロは存在します。
『君がいた夏』は<Aメロ・Bメロ・サビ>のシンプルな構成ですが、2回目のサビの後に突然それまでに無かったメロディが表れます。サビに次いで高い音もその中に含まれ、歌詞もそれまでの何か物語のような三人称的内容から、一人称で感傷的な雰囲気になります。
ある意味、サビよりも印象的で、もしかすると一番伝えたいのはこの部分なのではないかとさえ思えます。
『君がいた夏』はAメロ・Bメロ・サビしかないので、本来はこの部分はCメロと呼ぶべきなのでしょうが、『曲中に1回だけの印象的なメロディ』であることから『Eメロ』として区別します。
そうです。Aメロ~サビまでの間にメロディがいくつあったのかに関わらず『曲中に1回だけの象徴的なメロディ』のことを『Eメロ』と呼んでいるんです。
ミスチル現象などと言われていた90年代中頃に、頻繁にEメロの存在が言われていたような気がするのですが、もし記憶違いでしたらスミマセン。
さて、Eメロの存在は分かりました。が、そもそもEメロの存在意義は何なのでしょう。
一つには、カンフル剤的な役割があると思います。
5分ぐらいの長い曲は、多少『中だるみ』的な部分が出てしまう場合があります。それをカバーする為に、曲がマンネリ化しそうな部分にそれまでとは全く違うメロディを入れることで、聴いている方はハッとする訳です。
ミスチルの曲は『中だるみ』するようなことも無いと思いますが、それでもさらにEメロが入るので、そのまま最後まで突っ走って行けるのだと思います。
そして、ギターソロの代わりという部分も多いのかと思います。
ミスチルは一応ロックバンドですが、ギターがバリバリと弾きマクるバンドではありませんね。普通のロックバンドなら『ここでギターソロ!』的な部分にEメロが入る場合が多いんです。それはまるで『ボーカルのソロ』という感じです。Eメロでシャウトする時が多いのは、ギターでいうところのディストーションみたいなものでしょうか。カッコイイですよね。
さらに、サビとは別に伝えたいことを込めている感じがします。
Eメロでは、時に語り掛けて、時にシャウトして、サビとは別に本当に伝えたいことがそこに込められている気がしてなりません。
作曲・編曲の参考にとEメロのことを書いてきましたが。今やEメロは『Mr.Children』の専売特許のような感じがします。
さらに、Aメロ~サビまでの流れや詞の完成度の高さも必要になってくると思いますので。なかなか手出しのし難いテクニックかもしれません。
それでも、作曲の第一歩は『真似る』ことです。興味がある方は是非Eメロに挑戦してみて下さい。

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昨日のテレビで、『Mr.Children』が演奏している姿を久し振りに見ました。
デビュー20周年を迎えて尚、第一線で活躍する相変わらずの存在感。なのに、何となく学生バンドのような初々しさを感じさせる良い意味での素人っぽさ。カッコイイですね。
ボーカルの桜井さんの凄さは言うに及ばずですが。バックのメンバー、特にギターの田原さんとベースの中川さんの『演奏に集中しボーカルを引き立たせるテクニック』は最高だと思います。
プロデューサーの小林さんの力はやはり偉大ですが。それでも、ミスチルはやっぱり4人でミスチルなんだな~と思った訳です。
私も、『Mr.Children』は、初期のころから『Atomic Heart』まではとてもよく聴いていました。それ以後は段々と離れてしまいましたが・・・。
作曲や編曲の勉強として、参考に(真似)させてもらったこともたくさんありました。
で、ミスチルの曲には、デビュー当時から最近の曲に至るまで一貫してある特徴があります。
それは『Eメロ』の存在です。
ミスチルのようなロックポップス系の曲は、<Aメロ・Bメロ・サビ>という構成が多いですね。
Aメロ(メロディ)とは、歌い出しの部分です。起承転結の『起』の部分ですね。
歌い出しにサビのメロディがくる曲もありますが、その場合は、最初のサビの後に続くメロディがAメロと考えて良いと思います。
Bメロとは、Aメロのメロディや詞を受けてその後に続きます。『承』の部分ですね。
サビを盛り上げる為の重要な役割を担います。
サビとは、その曲の中で最も印象的で盛り上がる部分です。『転』の部分ですね。
メロディも詞も、一番伝えたい部分をサビに持ってくることが多いと思います。
ミスチルに限らず最近のポップスでは、Bメロの後さらにCメロ・Dメロと続く場合もあります。
その場合、特にDメロまでいくと、相当にサビが強烈でないと曲自体が間延びした感じになってしまいますが。今は、それを逆に利用している感じもあります。
サビを待たせて待たせてジリジリさせて、急に曲調を変えた強烈なサビに持っていく。カラオケでは盛り上がるパターンかもしれません。
さて、ではミスチルの曲で特徴的な『Eメロ』とはいったいどんなものでしょう。
そもそも『Eメロ』という言葉自体、誰が言い出したか不明です。もしかすると私自身が勝手に使っているだけかもしれないので、その部分はご了承下さい。
ただ、ミスチルの曲の多くに、Aメロ~サビまでとは明らかに違うメロディが入っているのは事実です。
そのメロディは、2回目のサビの後の間奏前や間奏後に入ることが多いです。
Aメロ~サビは曲中に何回か出てくるのに対し、Eメロは曲中に1回だけです。
この『1回だけ』というのが、Eメロの最大の特徴でEメロたる所以なのです。
『Mr.Children』のデビュー曲『君がいた夏』は、私が今でも一番好きな曲ですが、この時からすでにEメロは存在します。
『君がいた夏』は<Aメロ・Bメロ・サビ>のシンプルな構成ですが、2回目のサビの後に突然それまでに無かったメロディが表れます。サビに次いで高い音もその中に含まれ、歌詞もそれまでの何か物語のような三人称的内容から、一人称で感傷的な雰囲気になります。
ある意味、サビよりも印象的で、もしかすると一番伝えたいのはこの部分なのではないかとさえ思えます。
『君がいた夏』はAメロ・Bメロ・サビしかないので、本来はこの部分はCメロと呼ぶべきなのでしょうが、『曲中に1回だけの印象的なメロディ』であることから『Eメロ』として区別します。
そうです。Aメロ~サビまでの間にメロディがいくつあったのかに関わらず『曲中に1回だけの象徴的なメロディ』のことを『Eメロ』と呼んでいるんです。
ミスチル現象などと言われていた90年代中頃に、頻繁にEメロの存在が言われていたような気がするのですが、もし記憶違いでしたらスミマセン。
さて、Eメロの存在は分かりました。が、そもそもEメロの存在意義は何なのでしょう。
一つには、カンフル剤的な役割があると思います。
5分ぐらいの長い曲は、多少『中だるみ』的な部分が出てしまう場合があります。それをカバーする為に、曲がマンネリ化しそうな部分にそれまでとは全く違うメロディを入れることで、聴いている方はハッとする訳です。
ミスチルの曲は『中だるみ』するようなことも無いと思いますが、それでもさらにEメロが入るので、そのまま最後まで突っ走って行けるのだと思います。
そして、ギターソロの代わりという部分も多いのかと思います。
ミスチルは一応ロックバンドですが、ギターがバリバリと弾きマクるバンドではありませんね。普通のロックバンドなら『ここでギターソロ!』的な部分にEメロが入る場合が多いんです。それはまるで『ボーカルのソロ』という感じです。Eメロでシャウトする時が多いのは、ギターでいうところのディストーションみたいなものでしょうか。カッコイイですよね。
さらに、サビとは別に伝えたいことを込めている感じがします。
Eメロでは、時に語り掛けて、時にシャウトして、サビとは別に本当に伝えたいことがそこに込められている気がしてなりません。
作曲・編曲の参考にとEメロのことを書いてきましたが。今やEメロは『Mr.Children』の専売特許のような感じがします。
さらに、Aメロ~サビまでの流れや詞の完成度の高さも必要になってくると思いますので。なかなか手出しのし難いテクニックかもしれません。
それでも、作曲の第一歩は『真似る』ことです。興味がある方は是非Eメロに挑戦してみて下さい。

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Posted by sinya at 11:54
│作曲・アレンジ