2013年07月02日
HYG-038 調整計画『ストラップ・ピン取り付け』
⇒【sinyaが開発!弾く脳トレ!よなおしギター】
先日、ブログで発表しました『HYG-038 調整計画』の第一弾です。
まぁ、今日の作業は調整というほど大袈裟なものではありませんが、『ストラップ・ピン』を取り付けてみたいと思います。
『ストラップ・ピン』とは、文字通り、ストラップを取り付ける為のピンです。で、『ストラップ・ピン』も、ボディの下の方(テイル部分)に付いているものは『エンド・ピン』と呼ぶ場合が多いです。
ストラップは、立ってギターを弾く時には欠かせないものですね。ベルトのような形状で、両端をギターに取り付けることで、立っていてもギターを落とすことなく演奏することが出来る訳です。
ですから、ギターには、ストラップを取り付ける箇所が2つ必要になります。
とりあえず、エンド・ピンがあれば、ストラップのもう一端はギターのヘッド部分とヒモで結んで取り付ける方法があります。

ただ、この方法、人によっては、演奏中にストラップが左手と干渉してしまいそうになり、演奏し難いと感じる場合があると思います。実は私も、ヒモで付ける方法だと、ストラップが邪魔に思えて演奏に集中できません。
ストラップをヒモで付けることに抵抗がある場合は、ストラップの一端を『ストラップ・ピン』に付けることになりますが。販売されているほとんどのアコースティックギターは、エンド・ピンは付いていても『ストラップ・ピン』が付いていない場合が多いので、自分で取り付けることになる訳です。
さて、という訳で、HYG-038にも『ストラップ・ピン』を取り付ける訳ですが。問題は、取り付ける位置です。
とりあえず、考えられる取り付け位置は3ヵ所です。
1.ネックの付け根(ネックヒール)の肩の部分

テイラーのギターは、始めからこの位置に『ストラップ・ピン』が取り付けてあるようです。ストラップが抜ける心配が少ない反面、ハイポジションの演奏時にストラップが干渉する場合があるようです。
2.ボディの肩の部分

ストラップの干渉も無く、ギターを持った時のバランスも非常に良いようです。ただ、ボディにネジを打ち込む訳ですから、かなり勇気が必要ですね。ボディの内部に、ネジの受けとなる木材(ネックブロック)があることもしっかり確認しないといけません。
3.ネックヒールのヒールキャップ部分

ヒールキャップ(白い部分)は、キャップになっていますので、白い部分だけパカッと外すことが出来ます。ですから、もしここに穴を開けたとしても、新しいキャップを取り付ければ穴は見えなくなります。例えば、ギターを売りたくなった時には、穴を塞いで見た目には価値を下げずに済みますね。
ただこの位置にストラップを付けると、ギターが前に傾いてしまい易く、ストラップからピンが抜けてしまう危険性もあります。
さて、以上のことを踏まえて、HYG-038のネックの付け根(ネックヒール)を見てみますと、かまぼこ型をしています。(上記の3枚の画像は、いずれもHYG-038の画像になります。)
これは一見して1の方法では上手く付かないだろうと予想できます。ネックヒール部分を多少加工して平らにするか、ネジをグッとネジ込めば良いのかもしれませんが、それもちょっと心配です。
なるべく手軽に、無駄なギターの加工は避けたいと思います。
で、さらに、ボディに穴を開ける2の方法は、やはり心配なので・・・
結果、3の方法で取り付けることにしました。
ちなみに、APX-700Ⅱは、やはりネックヒールがかまぼこ型をしています。で、始めから『ストラップ・ピン』が付いていますが、その位置は、ご覧のように3の位置になっています。

『ストラップ・ピン』を付ける場所が決まりましたので、あとは作業に移ります。
まず、取り付ける『ストラップ・ピン』は、楽器店で100円程度から販売されています。が、楽器店まで車で30分以上掛かるので、買いに行くのが面倒です。通販も、100円のものを買うと送料の方が高くつくので・・・
結局、使えなくなった古いアコギから、『ストラップ・ピン』を拝借することにしました。

この『ストラップ・ピン』は、恐らく私が20年ほど前に自分で付けたものだと思いますが、詳細は一切覚えていません。
『ストラップ・ピン』を取り付ける場所にマジックで印を付けます。

目分量で『真ん中』らしきところにマジックで印を付けました。この作業は、もしかすると必要ないかもしれません。
次に、木ネジのガイドとなる穴を開けます。
キリを使えば十分だと思いますが、あいにく自宅にキリがなかったので、こんな物を使いました。

リューターです。削ったり磨いたり切ったり、とっても役に立つツールですよね。
で、アッと言う間に穴が開きました。

後は『ストラップ・ピン』を付けるだけです。

付きました。
早速、ストラップを付けてみます。

付きました。
では、弾き心地は・・・最高!です。
はやり、ギターは立って弾いた方が、ノリが出し易いですね。特に、ロックやブルースなどを演奏する時には、座っていては本来のノリが出せないのではないかと思うほど、立った方が気持ちよく演奏できます。
バランス的には、ヘッド側に若干傾いてしまう感じがしますが。そもそも、このギターは軽くて小さいので、扱い難い感じは全くしません。まるで、エレキギターのような弾き易さ。いや、ボディが軽くて扱い易い分、エレキギターよりも弾き易いかもしれません。
そして気が付いたのですが。立って弾いた時の方が『弦が柔らかく感じる』んですね。
これは、私だけの感覚かもしれませんが。まぁ、座っている時と立っている時と、どちらが重たい物を持てるのかを考えると、立っている方が自然と力が入るのが普通なのかもしれません。
いずれにしても、HYG-038に張ってある『カスタムライトゲージ』の弦では、立って弾いた場合では柔らかすぎて、逆に弾き難くくさえ感じます。
以上のように。ギターを立って弾くことの利点は、たくさんあると思います。演奏する曲調にもよりますが、特にノリの良い曲調では『立って弾くのが本来のアコギのスタイル』だと感じるかもしれません。
『小振りのギター』+『ノリの良い曲』+『立って演奏』=最強の組み合わに思えます。
想像以上の楽しい体験を、こんな小さな『ストラップ・ピン』で、することが出来ました。恐らく、これからは、私の自宅練習の半分は、立ってHYG-038を使っての練習になるでしょう。
記事はまた長くなりましたが、実施の『ストラップ・ピン』の取り付けは10分ほどで完了します。
ライブの予定がある方もない方も、興味のある方は、是非『ストラップ・ピン』の取り付けに挑戦していただいて、『立ってアコギを弾くこと』の楽しさを存分に味わってみるのも良いかと思います。
※『ストラップ・ピン』の取り付けは、ギター本体にダメージを与える可能性があります。無理に取り付ける必要はありませんし、取り付ける場合は自己責任でお願いいたします。また、取り付けに自信のない方は、楽器店などにご相談してみてください。
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先日、ブログで発表しました『HYG-038 調整計画』の第一弾です。
まぁ、今日の作業は調整というほど大袈裟なものではありませんが、『ストラップ・ピン』を取り付けてみたいと思います。
『ストラップ・ピン』とは、文字通り、ストラップを取り付ける為のピンです。で、『ストラップ・ピン』も、ボディの下の方(テイル部分)に付いているものは『エンド・ピン』と呼ぶ場合が多いです。
ストラップは、立ってギターを弾く時には欠かせないものですね。ベルトのような形状で、両端をギターに取り付けることで、立っていてもギターを落とすことなく演奏することが出来る訳です。
ですから、ギターには、ストラップを取り付ける箇所が2つ必要になります。
とりあえず、エンド・ピンがあれば、ストラップのもう一端はギターのヘッド部分とヒモで結んで取り付ける方法があります。
ただ、この方法、人によっては、演奏中にストラップが左手と干渉してしまいそうになり、演奏し難いと感じる場合があると思います。実は私も、ヒモで付ける方法だと、ストラップが邪魔に思えて演奏に集中できません。
ストラップをヒモで付けることに抵抗がある場合は、ストラップの一端を『ストラップ・ピン』に付けることになりますが。販売されているほとんどのアコースティックギターは、エンド・ピンは付いていても『ストラップ・ピン』が付いていない場合が多いので、自分で取り付けることになる訳です。
さて、という訳で、HYG-038にも『ストラップ・ピン』を取り付ける訳ですが。問題は、取り付ける位置です。
とりあえず、考えられる取り付け位置は3ヵ所です。
1.ネックの付け根(ネックヒール)の肩の部分
テイラーのギターは、始めからこの位置に『ストラップ・ピン』が取り付けてあるようです。ストラップが抜ける心配が少ない反面、ハイポジションの演奏時にストラップが干渉する場合があるようです。
2.ボディの肩の部分
ストラップの干渉も無く、ギターを持った時のバランスも非常に良いようです。ただ、ボディにネジを打ち込む訳ですから、かなり勇気が必要ですね。ボディの内部に、ネジの受けとなる木材(ネックブロック)があることもしっかり確認しないといけません。
3.ネックヒールのヒールキャップ部分
ヒールキャップ(白い部分)は、キャップになっていますので、白い部分だけパカッと外すことが出来ます。ですから、もしここに穴を開けたとしても、新しいキャップを取り付ければ穴は見えなくなります。例えば、ギターを売りたくなった時には、穴を塞いで見た目には価値を下げずに済みますね。
ただこの位置にストラップを付けると、ギターが前に傾いてしまい易く、ストラップからピンが抜けてしまう危険性もあります。
さて、以上のことを踏まえて、HYG-038のネックの付け根(ネックヒール)を見てみますと、かまぼこ型をしています。(上記の3枚の画像は、いずれもHYG-038の画像になります。)
これは一見して1の方法では上手く付かないだろうと予想できます。ネックヒール部分を多少加工して平らにするか、ネジをグッとネジ込めば良いのかもしれませんが、それもちょっと心配です。
なるべく手軽に、無駄なギターの加工は避けたいと思います。
で、さらに、ボディに穴を開ける2の方法は、やはり心配なので・・・
結果、3の方法で取り付けることにしました。
ちなみに、APX-700Ⅱは、やはりネックヒールがかまぼこ型をしています。で、始めから『ストラップ・ピン』が付いていますが、その位置は、ご覧のように3の位置になっています。

『ストラップ・ピン』を付ける場所が決まりましたので、あとは作業に移ります。
まず、取り付ける『ストラップ・ピン』は、楽器店で100円程度から販売されています。が、楽器店まで車で30分以上掛かるので、買いに行くのが面倒です。通販も、100円のものを買うと送料の方が高くつくので・・・
結局、使えなくなった古いアコギから、『ストラップ・ピン』を拝借することにしました。

この『ストラップ・ピン』は、恐らく私が20年ほど前に自分で付けたものだと思いますが、詳細は一切覚えていません。
『ストラップ・ピン』を取り付ける場所にマジックで印を付けます。

目分量で『真ん中』らしきところにマジックで印を付けました。この作業は、もしかすると必要ないかもしれません。
次に、木ネジのガイドとなる穴を開けます。
キリを使えば十分だと思いますが、あいにく自宅にキリがなかったので、こんな物を使いました。

リューターです。削ったり磨いたり切ったり、とっても役に立つツールですよね。
で、アッと言う間に穴が開きました。

後は『ストラップ・ピン』を付けるだけです。

付きました。
早速、ストラップを付けてみます。

付きました。
では、弾き心地は・・・最高!です。
はやり、ギターは立って弾いた方が、ノリが出し易いですね。特に、ロックやブルースなどを演奏する時には、座っていては本来のノリが出せないのではないかと思うほど、立った方が気持ちよく演奏できます。
バランス的には、ヘッド側に若干傾いてしまう感じがしますが。そもそも、このギターは軽くて小さいので、扱い難い感じは全くしません。まるで、エレキギターのような弾き易さ。いや、ボディが軽くて扱い易い分、エレキギターよりも弾き易いかもしれません。
そして気が付いたのですが。立って弾いた時の方が『弦が柔らかく感じる』んですね。
これは、私だけの感覚かもしれませんが。まぁ、座っている時と立っている時と、どちらが重たい物を持てるのかを考えると、立っている方が自然と力が入るのが普通なのかもしれません。
いずれにしても、HYG-038に張ってある『カスタムライトゲージ』の弦では、立って弾いた場合では柔らかすぎて、逆に弾き難くくさえ感じます。
以上のように。ギターを立って弾くことの利点は、たくさんあると思います。演奏する曲調にもよりますが、特にノリの良い曲調では『立って弾くのが本来のアコギのスタイル』だと感じるかもしれません。
『小振りのギター』+『ノリの良い曲』+『立って演奏』=最強の組み合わに思えます。
想像以上の楽しい体験を、こんな小さな『ストラップ・ピン』で、することが出来ました。恐らく、これからは、私の自宅練習の半分は、立ってHYG-038を使っての練習になるでしょう。
記事はまた長くなりましたが、実施の『ストラップ・ピン』の取り付けは10分ほどで完了します。
ライブの予定がある方もない方も、興味のある方は、是非『ストラップ・ピン』の取り付けに挑戦していただいて、『立ってアコギを弾くこと』の楽しさを存分に味わってみるのも良いかと思います。
※『ストラップ・ピン』の取り付けは、ギター本体にダメージを与える可能性があります。無理に取り付ける必要はありませんし、取り付ける場合は自己責任でお願いいたします。また、取り付けに自信のない方は、楽器店などにご相談してみてください。
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Posted by sinya at 23:09
│調整・メンテナンス