2013年07月20日
楽譜を使って練習しよう!~ANJIの楽譜をダウンロードする~
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さて。昨日のブログで「ANJIを早急に習得する」と宣言した訳ですが。堂々と宣言してしまったからには、出来るだけ早い習得を目指したいと思います。
で、『ANJI』の練習状況を、ブログにアップしていこうとも思ったのですが。この曲に関しては、たくさんの方が演奏動画や演奏のコツ、さらには、理論的な考え方や歴史などの関連情報をアップしていますので、いまさら私が練習状況を記事にしたところで何の役にも立たないでしょう。
ただ、私自身、この曲を演奏するのが初めてですので、そういった意味で『初めて挑戦する曲の練習の始め方』としての記事なら多少は書けるかもしれません。
『ANJI』という曲に限らず、「初めて挑戦する曲はこうやって取り掛かると良いかも」という、また私なりの考え方ですが、練習を進める上で気が付いたことがあれば記事にしたいと思います。
そこで今日は、私が『ANJI』の練習を始めるに当たって最初にやったことを記事にしてみます。
といっても特別なことではありません。『楽譜の準備』です。
何回も書いていますように、この曲に関しては、探せば情報がたくさん見つかります。中には、指使いなどが分かりやすいように、遅い速度での演奏を撮影し、その動画をアップして下さっている方もいらっしゃいます。また、撮影アングルを工夫した動画(しかも左右の手を別々に撮影した動画)で、これまた非常に指使いが分かりやすくなっている資料も探すことが出来ます。
皆さんの『ANJI愛』に本当に感心してしまいます。
そういったたくさんの情報を参考にすれば、楽譜を手に入れなくても曲をマスターすることは可能かもしれないと思ってしまうんです。
もちろん、それらの動画を参考に練習するのも1つの方法ですね。
ただ、私はあえて『楽譜だけを使った練習』をお勧めします。
なぜ、私が『楽譜だけを使った練習』をお勧めするかといいますと、その理由の1つが、個性です。
レッスンをしているとホントによく分かるのですが、独りとして同じ個性の方はいらっしゃいません。手の器用さ・理解力から、手の大きさ・指の長さ・手の力・腕の長さ・体の大きさ・・・そして使っているギターと、もう文字通り千差万別です。
個性がバラバラの人たちが、『同じ弾き方』で統一しようとすると無理が生じてしまうことになります。
ただし、完成されている楽曲は、出す音はしっかり決まっていますので、もちろんそこを極端に変える訳にはいきません。違う曲になっちゃいますからね。
演奏する曲、出す必要のある音とリズムが決まっているのなら、決まっていることに対して『自分の個性を合わせていく作業』が必要になる訳です。
この作業は、誰かが代わりにやってくれることではありません。自分の個性は、自分が一番分かっていますし、分かっていなければなりませんので。ある意味、ギターの上達には『自分の個性の理解』が絶対に必要になると思います。
そして『自分の個性を合わせていく作業』は、曲のコピーをする上では欠かせない作業です。どんなにギターが上達しても、変わらずやらなければならない作業の1つになるでしょう。
という訳で。まずは、楽譜を見て「自分ならどうやって弾いたら一番スムーズに弾けるのだろう?」と、常に『考えながら練習』してもらいたんです。
これはもちろん『ANJI』に限ったことではありません。どんな曲をコピーする時にも、常に『考えながら練習』すると良いと思います。
そういった積み重ねが、自分の個性を発見し理解する上で非常に大切になりますし。さらには、新たな個性を作ることにも繋がっていくのかなと思います。
ただし、始めの内は楽譜だけで進めるのはなかなか難しいと思いますので、もし行き詰った時には『参考として』たくさんの情報を利用するべきでしょう。その時も「他の人はどんな弾き方や考え方をしているのかな?」という気持ちで、参考にすると良いですね。
あくまでも、主役は自分自身であること。自分の個性がもっとも生かせる演奏を心がけることが大事だと思います。
さて、もう1つ、楽譜だけを使って練習することの利点を説明します。
これは単純で『楽譜の読み方に慣れるため』です。
楽譜といっても、今のギター専用の楽譜にはTAB譜が付いているのが当たり前ですね。ですから、五線譜の読みがスラスラと出来る必要はありません。音名に関しては、TAB譜があれば、簡単に指板とリンクできますので。
ただし、リズムに関しては、TAB譜も五線譜も同じ表記の仕方で表されていますので。『リズム読み』に関しては、ある程度訓練する必要がありますね。
ギターは、この『リズム読み』が出来ると、かなり有利になります。ぜひ、少しずつでも良いので、楽譜に慣れてマスターして頂きたいなと思う訳です。
そして、TAB譜に関しての補足ですが。TAB譜は非常に便利なツールですが、妄信し過ぎてしまうと、自分の個性とは掛け離れた押さえ方になってしまう可能性があります。
なので、もし練習していて「この押さえ方、もっと簡単に出来ないかな?」と少しでも疑問に思ったら、TAB譜を無視して、五線譜を読みながら他の手段を模索していくと良いですね。
ここでも、あくまでも練習し演奏ているのは自分であって、自分が主役であることを忘れないようにしましょう。
リズム読みに慣れる為、五線譜が少しでも読めるようになる為、時にはTAB譜を無視することに慣れる為、ぜひ楽譜をフル活用して頂くと良いと思います。
という訳で、私も早速『ANJI』の楽譜を手に入れました。
いわゆる、楽譜ダウンロード配信サイトの1つで、『アット・エリーゼ』というサイトがありますが。こちらで、この曲の楽譜が配信されていました。
シンコーミュージックが提供している楽譜なので、出来は良いと思います。
※値段は420円です。購入にはメールアドレスや、クレジットカードでの支払いの場合はカード番号の入力が必要となりますので、利用される場合にはお支払方法などの説明をよく読んだ上で、自己責任でお願いいたします。
この楽譜を元に、私も『ANJI』の練習に励みたいと思います。
ちなみに、『楽譜だけを使った練習』といっても、オリジナルの(コピーしようとするバージョンの)音源は、たくさんたくさん聞いてください。
『オリジナルの音源を聴く』ことは、曲をコピーする上での基本中の基本となります。
もし、楽譜を使わずに音源だけで曲がコピーできるのならば、それが一番良いかもしれません。が、『ANJI』のようにある程度複雑な曲に関しては、楽譜を見た方が習得のスピードを速くすることが出来ますね。
その場合でも、オリジナル音源を、とにかくたくさん聴きましょう。音源から学べることは、もの凄く多いです。
そして、オリジナル音源に合わせて演奏できた時、それがその曲のコピーの完成であると言って良いと思います。
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さて。昨日のブログで「ANJIを早急に習得する」と宣言した訳ですが。堂々と宣言してしまったからには、出来るだけ早い習得を目指したいと思います。
で、『ANJI』の練習状況を、ブログにアップしていこうとも思ったのですが。この曲に関しては、たくさんの方が演奏動画や演奏のコツ、さらには、理論的な考え方や歴史などの関連情報をアップしていますので、いまさら私が練習状況を記事にしたところで何の役にも立たないでしょう。
ただ、私自身、この曲を演奏するのが初めてですので、そういった意味で『初めて挑戦する曲の練習の始め方』としての記事なら多少は書けるかもしれません。
『ANJI』という曲に限らず、「初めて挑戦する曲はこうやって取り掛かると良いかも」という、また私なりの考え方ですが、練習を進める上で気が付いたことがあれば記事にしたいと思います。
そこで今日は、私が『ANJI』の練習を始めるに当たって最初にやったことを記事にしてみます。
といっても特別なことではありません。『楽譜の準備』です。
何回も書いていますように、この曲に関しては、探せば情報がたくさん見つかります。中には、指使いなどが分かりやすいように、遅い速度での演奏を撮影し、その動画をアップして下さっている方もいらっしゃいます。また、撮影アングルを工夫した動画(しかも左右の手を別々に撮影した動画)で、これまた非常に指使いが分かりやすくなっている資料も探すことが出来ます。
皆さんの『ANJI愛』に本当に感心してしまいます。
そういったたくさんの情報を参考にすれば、楽譜を手に入れなくても曲をマスターすることは可能かもしれないと思ってしまうんです。
もちろん、それらの動画を参考に練習するのも1つの方法ですね。
ただ、私はあえて『楽譜だけを使った練習』をお勧めします。
なぜ、私が『楽譜だけを使った練習』をお勧めするかといいますと、その理由の1つが、個性です。
レッスンをしているとホントによく分かるのですが、独りとして同じ個性の方はいらっしゃいません。手の器用さ・理解力から、手の大きさ・指の長さ・手の力・腕の長さ・体の大きさ・・・そして使っているギターと、もう文字通り千差万別です。
個性がバラバラの人たちが、『同じ弾き方』で統一しようとすると無理が生じてしまうことになります。
ただし、完成されている楽曲は、出す音はしっかり決まっていますので、もちろんそこを極端に変える訳にはいきません。違う曲になっちゃいますからね。
演奏する曲、出す必要のある音とリズムが決まっているのなら、決まっていることに対して『自分の個性を合わせていく作業』が必要になる訳です。
この作業は、誰かが代わりにやってくれることではありません。自分の個性は、自分が一番分かっていますし、分かっていなければなりませんので。ある意味、ギターの上達には『自分の個性の理解』が絶対に必要になると思います。
そして『自分の個性を合わせていく作業』は、曲のコピーをする上では欠かせない作業です。どんなにギターが上達しても、変わらずやらなければならない作業の1つになるでしょう。
という訳で。まずは、楽譜を見て「自分ならどうやって弾いたら一番スムーズに弾けるのだろう?」と、常に『考えながら練習』してもらいたんです。
これはもちろん『ANJI』に限ったことではありません。どんな曲をコピーする時にも、常に『考えながら練習』すると良いと思います。
そういった積み重ねが、自分の個性を発見し理解する上で非常に大切になりますし。さらには、新たな個性を作ることにも繋がっていくのかなと思います。
ただし、始めの内は楽譜だけで進めるのはなかなか難しいと思いますので、もし行き詰った時には『参考として』たくさんの情報を利用するべきでしょう。その時も「他の人はどんな弾き方や考え方をしているのかな?」という気持ちで、参考にすると良いですね。
あくまでも、主役は自分自身であること。自分の個性がもっとも生かせる演奏を心がけることが大事だと思います。
さて、もう1つ、楽譜だけを使って練習することの利点を説明します。
これは単純で『楽譜の読み方に慣れるため』です。
楽譜といっても、今のギター専用の楽譜にはTAB譜が付いているのが当たり前ですね。ですから、五線譜の読みがスラスラと出来る必要はありません。音名に関しては、TAB譜があれば、簡単に指板とリンクできますので。
ただし、リズムに関しては、TAB譜も五線譜も同じ表記の仕方で表されていますので。『リズム読み』に関しては、ある程度訓練する必要がありますね。
ギターは、この『リズム読み』が出来ると、かなり有利になります。ぜひ、少しずつでも良いので、楽譜に慣れてマスターして頂きたいなと思う訳です。
そして、TAB譜に関しての補足ですが。TAB譜は非常に便利なツールですが、妄信し過ぎてしまうと、自分の個性とは掛け離れた押さえ方になってしまう可能性があります。
なので、もし練習していて「この押さえ方、もっと簡単に出来ないかな?」と少しでも疑問に思ったら、TAB譜を無視して、五線譜を読みながら他の手段を模索していくと良いですね。
ここでも、あくまでも練習し演奏ているのは自分であって、自分が主役であることを忘れないようにしましょう。
リズム読みに慣れる為、五線譜が少しでも読めるようになる為、時にはTAB譜を無視することに慣れる為、ぜひ楽譜をフル活用して頂くと良いと思います。
という訳で、私も早速『ANJI』の楽譜を手に入れました。
いわゆる、楽譜ダウンロード配信サイトの1つで、『アット・エリーゼ』というサイトがありますが。こちらで、この曲の楽譜が配信されていました。
シンコーミュージックが提供している楽譜なので、出来は良いと思います。
※値段は420円です。購入にはメールアドレスや、クレジットカードでの支払いの場合はカード番号の入力が必要となりますので、利用される場合にはお支払方法などの説明をよく読んだ上で、自己責任でお願いいたします。
この楽譜を元に、私も『ANJI』の練習に励みたいと思います。
ちなみに、『楽譜だけを使った練習』といっても、オリジナルの(コピーしようとするバージョンの)音源は、たくさんたくさん聞いてください。
『オリジナルの音源を聴く』ことは、曲をコピーする上での基本中の基本となります。
もし、楽譜を使わずに音源だけで曲がコピーできるのならば、それが一番良いかもしれません。が、『ANJI』のようにある程度複雑な曲に関しては、楽譜を見た方が習得のスピードを速くすることが出来ますね。
その場合でも、オリジナル音源を、とにかくたくさん聴きましょう。音源から学べることは、もの凄く多いです。
そして、オリジナル音源に合わせて演奏できた時、それがその曲のコピーの完成であると言って良いと思います。
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Posted by sinya at 12:35
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