2013年09月27日
『Hey Hey』をツーフィンガーで弾いてみました。
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昨日、教則本『カントリー・ブルース・ギター』をご紹介したついでに、私の拙い『Hey Hey』の演奏動画もアップさせて頂きました。
私が演奏した『Hey Hey』は、もちろん、『カントリー・ブルース・ギター』に掲載されている譜面を参考に練習したもので、打田十紀夫バージョンということが言えるかと思います。
とは言いましても、練習している内にだんだんと自分勝手に、私が弾きやすいように変化してしまっていますが・・・それでもまぁ、基本的なところは『カントリー・ブルース・ギター』に掲載されているバージョンだと思っていただいて良いです。
で、その譜面を参考に演奏すると、右手のスリーフィンガー(親指・人差し指・中指)だけでは弾きにくい箇所がいくつかあるんです。
ですから、私がこの曲を演奏する時には『右手の薬指』まで使う、いわゆる『フォーフィンガー』を使って演奏しています。
ご存じのとおり、人間の薬指は、まぁ言うことを聞きませんよね?
私としても、この曲のスピードで薬指を操るのは、かなり難しい訳です。練習不足と言われれば、グウの音も出ないのですが・・・
で、昨日の演奏動画も、リズムが狂っている箇所は、主に『右手の薬指』を使うところなんです。
自分の演奏を聴くにつけ、もっとリズミカルに『Hey Hey』を演奏したい!
そう痛感し。一晩考えました。
実際に、ビッグ・ビル・ブルーンジーが演奏している動画も何回も見ました。
どうしたらあんなノリが出るんだろう・・・
そして気が付きました。
ビッグ・ビル・ブルーンジーがこの曲を演奏する時、ほとんど『右手の親指と人差し指』しか使っていないのではないか?
実際には、手元が暗くて、本当に2本の指しか使っていないのか不明です。ただ、明らかに薬指は使っていないように見えます。
基本的には、『親指と人差し指』をリズミカルに上下させることによって、あの圧倒的なグルーブ感を出している感じがします。
ビッグ・ビル・ブルーンジーの演奏スタイルについて完全に把握している訳ではありませんが。こうなったら、気が付いたこと、思ったことをドンドンやってみるしかありませんね。
という訳で、『Hey Hey』を右手のツーフィンガー、つまり『親指と人差し指』のみで演奏してみました。
ちなみに、左手に関しては『カントリー・ブルース・ギター』の譜面を参考にしています。要は、昨日の演奏と変えていません。
では、ツーフィンガーの『Hey Hey』を、覚悟して聴いて下さい。
いかがでしょうか?もう、グダグダな演奏ですよね?
この曲をこのスピードで、しかもツーフィンガーで演奏するのは、かなり難しいです。
まぁ、単純に考えれば、フォーフィンガーで演奏していた曲をツーフィンガーで演奏するのですから、人差し指が中指と薬指の役割も担わなければならない訳です。
つまり、人差し指を相当に速く動かさないと、メロディを奏でることが出来ないことになります。
という訳で。ツーフィンガーで、もっとしっかり演奏するには、まだまだ練習しなければならないのは動画を見れば一目瞭然ですね。
ただし!
今回、実験的にツーフィンガーで『Hey Hey』を演奏したのは、ノリを出すための方法を見つけ出すのが目的です。
間違えずにカンペキに弾くというよりは、ホンの少しでも、ビッグ・ビル・ブルーンジーのノリに近付けたい訳です。
実は、その観点から言いますと、ツーフィンガーで演奏した方がノリが出しやすいのも確かなんです。
ツーフィンガーは、スリーフィンガーやフォーフィンガーと違い、各指が担当する弦が決まっていません。その分、人差し指を速く動かさなければなりませんが、右手全体の動きとしては非常にシンプルです。
例えば、フォーフィンガーは、人差し指が3弦、中指が2弦、薬指が1弦と、担当の弦がだいたい決まっているので、あまり右手を大きく動かすことが出来ません。
ですから、余っている小指をギターのボディに付けて、右手を安定させる必要がある訳ですね。
ところが、ツーフィンガーでは、人差し指が1~3弦を担当しますから、それほど右手を固定させる必要がないんです。逆に、右手を固定してしまうと、人差し指の可動域が少なくなってしまいます。
結果的には、『右手の手首を使って大きく上下に動かす』ことになります。
で、『右手の手首を使って上下に動かす』と聞くと、ある動きを思い出す訳です。
『フラットピックによるストローク』の動きです。
「フォーフィンガーによるアルペジオと、ピックを使ったストロークと、どちらがノリが出しやすいですか?」
と聞かれたら、私の場合は迷わず「ストローク!」と答えます。
もちろん、本来はフォーフィンガーでもしっかりノリを出せなければダメなのですが・・・
今回、実験的に『Hey Hey』をツーフィンガーで演奏して気が付きました。
ツーフィンガーは、ノリを出すの非常に適したフィンガーピッキングだと思います。それはまるで、フィンガーピッキングなのに、ピックでストロークをしているイメージです。
ただ、人差し指の動きに速さが求められるので、その点は難しいと言えます。
ノリを重視するのか、弾きやすさを重視するのか・・・
結論は出ました。
四の五の言ってないで、ノリも音も高いレベルでの演奏が出来るように、もっともっと練習!
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昨日、教則本『カントリー・ブルース・ギター』をご紹介したついでに、私の拙い『Hey Hey』の演奏動画もアップさせて頂きました。
私が演奏した『Hey Hey』は、もちろん、『カントリー・ブルース・ギター』に掲載されている譜面を参考に練習したもので、打田十紀夫バージョンということが言えるかと思います。
とは言いましても、練習している内にだんだんと自分勝手に、私が弾きやすいように変化してしまっていますが・・・それでもまぁ、基本的なところは『カントリー・ブルース・ギター』に掲載されているバージョンだと思っていただいて良いです。
で、その譜面を参考に演奏すると、右手のスリーフィンガー(親指・人差し指・中指)だけでは弾きにくい箇所がいくつかあるんです。
ですから、私がこの曲を演奏する時には『右手の薬指』まで使う、いわゆる『フォーフィンガー』を使って演奏しています。
ご存じのとおり、人間の薬指は、まぁ言うことを聞きませんよね?
私としても、この曲のスピードで薬指を操るのは、かなり難しい訳です。練習不足と言われれば、グウの音も出ないのですが・・・
で、昨日の演奏動画も、リズムが狂っている箇所は、主に『右手の薬指』を使うところなんです。
自分の演奏を聴くにつけ、もっとリズミカルに『Hey Hey』を演奏したい!
そう痛感し。一晩考えました。
実際に、ビッグ・ビル・ブルーンジーが演奏している動画も何回も見ました。
どうしたらあんなノリが出るんだろう・・・
そして気が付きました。
ビッグ・ビル・ブルーンジーがこの曲を演奏する時、ほとんど『右手の親指と人差し指』しか使っていないのではないか?
実際には、手元が暗くて、本当に2本の指しか使っていないのか不明です。ただ、明らかに薬指は使っていないように見えます。
基本的には、『親指と人差し指』をリズミカルに上下させることによって、あの圧倒的なグルーブ感を出している感じがします。
ビッグ・ビル・ブルーンジーの演奏スタイルについて完全に把握している訳ではありませんが。こうなったら、気が付いたこと、思ったことをドンドンやってみるしかありませんね。
という訳で、『Hey Hey』を右手のツーフィンガー、つまり『親指と人差し指』のみで演奏してみました。
ちなみに、左手に関しては『カントリー・ブルース・ギター』の譜面を参考にしています。要は、昨日の演奏と変えていません。
では、ツーフィンガーの『Hey Hey』を、覚悟して聴いて下さい。
いかがでしょうか?もう、グダグダな演奏ですよね?
この曲をこのスピードで、しかもツーフィンガーで演奏するのは、かなり難しいです。
まぁ、単純に考えれば、フォーフィンガーで演奏していた曲をツーフィンガーで演奏するのですから、人差し指が中指と薬指の役割も担わなければならない訳です。
つまり、人差し指を相当に速く動かさないと、メロディを奏でることが出来ないことになります。
という訳で。ツーフィンガーで、もっとしっかり演奏するには、まだまだ練習しなければならないのは動画を見れば一目瞭然ですね。
ただし!
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間違えずにカンペキに弾くというよりは、ホンの少しでも、ビッグ・ビル・ブルーンジーのノリに近付けたい訳です。
実は、その観点から言いますと、ツーフィンガーで演奏した方がノリが出しやすいのも確かなんです。
ツーフィンガーは、スリーフィンガーやフォーフィンガーと違い、各指が担当する弦が決まっていません。その分、人差し指を速く動かさなければなりませんが、右手全体の動きとしては非常にシンプルです。
例えば、フォーフィンガーは、人差し指が3弦、中指が2弦、薬指が1弦と、担当の弦がだいたい決まっているので、あまり右手を大きく動かすことが出来ません。
ですから、余っている小指をギターのボディに付けて、右手を安定させる必要がある訳ですね。
ところが、ツーフィンガーでは、人差し指が1~3弦を担当しますから、それほど右手を固定させる必要がないんです。逆に、右手を固定してしまうと、人差し指の可動域が少なくなってしまいます。
結果的には、『右手の手首を使って大きく上下に動かす』ことになります。
で、『右手の手首を使って上下に動かす』と聞くと、ある動きを思い出す訳です。
『フラットピックによるストローク』の動きです。
「フォーフィンガーによるアルペジオと、ピックを使ったストロークと、どちらがノリが出しやすいですか?」
と聞かれたら、私の場合は迷わず「ストローク!」と答えます。
もちろん、本来はフォーフィンガーでもしっかりノリを出せなければダメなのですが・・・
今回、実験的に『Hey Hey』をツーフィンガーで演奏して気が付きました。
ツーフィンガーは、ノリを出すの非常に適したフィンガーピッキングだと思います。それはまるで、フィンガーピッキングなのに、ピックでストロークをしているイメージです。
ただ、人差し指の動きに速さが求められるので、その点は難しいと言えます。
ノリを重視するのか、弾きやすさを重視するのか・・・
結論は出ました。
四の五の言ってないで、ノリも音も高いレベルでの演奏が出来るように、もっともっと練習!
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Posted by sinya at 00:49
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